イングランド銀行、公式ツイッターの調査にて「電子通貨」が最も望まれていることが判明

仮想通貨市場のビットコイン(BTC)などの仮想通貨の価格は高いボラティリティを見せているが、先日の米グーグルトレンドの質問部門にて「What is Bitcoin」がランクインするなどこれからの仮想通貨市場への大きな期待感と普及が垣間見えている。

イギリスの中央銀行であるイングランド銀行(Bank of England)は公式のTwitterアカウントを通じて、「クリスマスの贈り物としてお金を受け取った場合、それを得るためにあなたの好きな方法は何ですか?」と質問を投げかけた。


引用元:Bank of Englandの公式Twitterアカウント

今回、イングランド銀行が公式ツイッターにて投稿した世論調査では、将来の支払い手段として「現金・銀行振込・ギフト券・電子通貨(仮想通貨など)」の4つの選択肢に分けられ、回答したユーザーの比率としてDigital currency(電子通貨)が68%と、最も高い手段として選択されている。

そのほかの支払い手段として、現金が22%、銀行振込が8%、ギフト券が2%という比率になっている。

仮想通貨市場で送金を目的としたプロジェクトが年々増加しており、その送金速度や精度もあがっている。

今月の14日、送金プラットフォームとして最も有名な仮想通貨リップル(XRP)はアラブ首長国連邦に拠点を置く「UAE Exchange」と提携を発表し、ブロックチェーンシステムを導入したアジアへの送金を目指している。

今回、4つの選択肢の中で68%と最も多く選択された「Digital currency」には、電子マネーやポイントも含まれている。意味合いとして仮想通貨という選択肢だけではないが、実際に世界中で送金プラットフォームを構築している仮想通貨が使用されている。