仮想通貨XRP(リップル)、Appleの音声操作機能「Siri」を使用して送金可能に

仮想通貨リップル(XRP)の独立した開発者である「xRpTo_O」は、iphone(アイフォン)などのApple(アップル)製品で使用される音声機能「Siri」を使用した、仮想通貨XRPの送金を可能にしたことが明らかとなった。

これによってユーザーはXRPの送金プログラムである「XRP Tip Bot」に今回、同氏が開発した技術を組み込むことで、Siriを使用した音声案内のみで送金を行うことができる。

「XRP Tip Bot」はオランダの開発者である「Wietse Wind氏」によって開発され、既にTwitterやDiscord、RedditなどのSNSを使用して、投げ銭などが実行できるようになっています。

https://twitter.com/xRpTo_O/status/1070066161633644544

 

ツイッターで投稿されている動画では、ユーザーは簡単に音声コマンドを通じてSiriと通信し、Siriがデータベースで見つけたユーザーに0.5 XRPを送信している。

音声案内で操作として次のような機能が実装されているようだ。これらの機能は全て音声操作のみで完結させることができるようになっている。

Siriを使用したWRPの使用例
  • 送金するユーザーの検索
  • QRコードのスキャン
  • 連絡先のチェック
  • 金額の確認・キャンセル

音声でのXRP送金

音声を使用した仮想通貨XRPの送金は、今回開発されたSiriを使用したサービスだけではない。

「XRP Tip Bot」は11月にも、大手インターネット通販サービスを提供する「Amazon(アマゾン)」が開発した「Alexa(アレクサ)」に対応している。

アレクサは、Amazon社が開発したAIアシスタントとしてタクシーの配車や音声検索など、様々なジャンルのサービスを使用することができる商品として多くのユーザーに使用され、次のTwitterにて公開されているAlexa(アレクサ)の送金動画は、スマートフォンでタップする操作とは大きく異なり、音声で1.2XRPを送金が可能となっている。

仮想通貨リップル(XRP)の送金サービス「XRP Tip Bot」が、アマゾンのAIスピーカー「Alexa(アレクサ)」に対応

2018.11.08