ゲーム開発会社Ubisoftがブロックチェーンゲーム推進プロジェクトへ参加

フランスに本社を置くゲーム開発・販売企業「Ubisoft(ユービーアイソフト)」が、ブロックチェーンとゲームの統合・普及を目標とするプロジェクト「Blockchain Game Aliance」への参加が、イギリスのゲームマガジン「MCV」によって報じられた。

Ubisoftは「アサシンクリード」シリーズや、「レインボーシックスシージ」「ウォッチドックス」など、FPSやオープンワールドゲームを中心に数々の人気ゲームタイトルを販売しており、世界第三位のパブリッシャーである。

Blockchain Game Alianceは次のような目標を掲げている。

ブロックチェーンとゲームの統合という画期的なテクノロジーは、開発者からプレイヤーまで、ゲーム業界に多くの新たな可能性を示してくれる。
すべてのステークホルダーが知識を共有し、ゲームを創って遊ぶという新しい方法を育む研究に協力するオープンプラットフォームを提供します。
我々の究極の目標は、ゲームとブロックチェーンの統合を普及させるための共通の標準とシステムを開発することです。

また、同プロジェクトに参画している、ブロックチェーン技術を導入したゲーム配信プラットフォーム「ULTRA」のCEONicolas Gilot氏は次のように述べている。

様々な企業がこのプロジェクトに参加してくることは驚くことではない。ブロックチェーン関連の技術の普及と使用には多くの関心が寄せられている。

UbisoftのCEOである、イヴ・ギユモ氏は、家庭用ゲーム機はいずれ減少し、全てがストリーミングサービスに置き換わると予想している。

ブロックチェーン技術に世界のゲームメーカーが注目

2018.07.09