ウィンクルボス兄弟が運営する仮想通貨取引所「Gemini(ジェミニ)」は10日、米ドルの価格に裏付けされた独自のステーブルコインがニューヨーク州の規制当局に承認されてことを発表した。
We are excited to announce our launch of the Gemini dollar (GUSD), the world’s first regulated stablecoin! For more information, please visit our blogpost on @Medium https://t.co/O9jljzSljj
— Gemini (@GeminiDotCom) 2018年9月10日
規制当局によって初夏されたステーブルコインが発行される事例は今回が世界初であり、仮想通貨市場の価格は変動が大きく、仮想通貨取引所「Gemini(ジェミニ)」が発行するステーブルコインは好い気な需要が見込まれている。
今回、規制当局によって許可された独自のステーブルコインは「Gemini dollar(GUSD /ジェミニ・ドル)と呼ばれ、イーサリアムのブロックチェーンを基盤として発行し、10日から利用開始となった。
また、ステーブルコインは米ドルに裏付けされているということが前提であるため、裏付けされる米ドルは、米国の銀行で流通しているドルを使用し、米ドルの残高が発行されるGUSDと同じ数量あるのかを、独立した機関の上場監査法人が毎月確かめるとしている。
ジェミニ・ドルと同じように、米ドルに1:1で裏付けされているステーブルコイン「テザー(USDT)」が現在、仮想通貨市場で多くのシェアを誇っている。しかし、昨年末より裏付けされている米ドルが本当に準備されているのかが問題視されており、ステーブルコインによるビットコインの価格操作に注意が必要となりそうだ。