Bitget、仮想通貨と伝統金融市場を融合しCFD取引もカバーするグローバルクロスアセット「UEX先物リーグ」を開催

Bitgetが賞金総額24万ドルの「UEX先物リーグ」を開催

海外の暗号資産取引所Bitget(ビットゲット)は、仮想通貨と伝統的な金融市場のCFD(
デリバティブ取引)を一つのプラットフォームで競い合う、クロスアセット型のグローバル・トレーディング・コンペティション「UEX Futures League(UEX先物リーグ)」の開催を発表した。

このイベントは、同社が掲げるUEX(ユニバーサル取引所)構想を具現化する試みの一環である。多くの取引コンテストが資産クラスごとに個別開催される中、このリーグは複数の金融市場をシームレスに統合している点が最大の特徴だ。参加者は単一口座で、暗号資産先物とCFD(外国為替、コモディティ、株価指数など)の両方をシミュレーションではなく、リアルな市場環境でトレードする。

大会はROI(投資収益率)を競うキャプテン主導のチーム戦形式で、以下の2ステージ(2カ月間)で構成されており、第1ステージ=暗号資産先物フェーズは2026年6月1日~6月30日(賞金総額12万テザー(Tether/USDT)。第2ステージ=CFDフェーズは7月1日~7月31日(賞金総額12万USDT)となっている。

各ステージの成績上位8チーム=計16チームは、完全招待制の決勝大会「UEXグローバル・アルファ・トーナメント(GAT)」への出場権を獲得。各チーム上位3名の決勝進出メンバーは、旅費全額支給で非公開の特設会場へと招待され、ライブ形式のトレードセッションで世界王者の座を争う。Bitgetのグレイシー・チェン(グレイシー・チェン)CEO(最高経営責任者)は、その狙いについて、次のように語っている。

取引をチーム体験へと変えることで、競技性と社交性を融合させた。eスポーツのような熱量を持つイベントになる。


暗号資産で米国株を所有できる新機能「Stock+」

Bitgetはコンテストの開催に合わせ、従来の暗号資産中心のサービスから伝統金融への進出を加速させている。

新たに発表されたStock+(Stocks 2.0)機能により、対象ユーザーはプラットフォーム上のデジタル資産を米ドル連動型ステーブルコインUSDCに変換し、実際の米国株を購入できるようになった。デリバティブや合成資産ではなく、規制下のブローカーを通じて原資産である米国株の実際の所有権を取得できる仕組みでのため、保有株数に応じて現金配当や株式分割調整を受け取る権利も発生。プレマーケットからアフターアワーズまで対応しており、銀行や既存の証券会社を経由せず、暗号資産を起点としたシームレスな米国企業への投資環境を実現している。

欧州のMiCA準拠へ

事業の多角化と並行し、法的遵守(コンプライアンス)の強化も進んでいる。Bitgetの欧州部門(Bitget EU)は、欧州の包括的な暗号資産規制MiCARに基づくCASP(暗号資産サービスプロバイダー)の認可を、FMA(オーストリア金融市場庁)へ正式に申請したことを明かした。

現在は規制当局による審査中だが、承認されれば欧州市場における信頼性と合法性がさらに高まることになる。なお、審査期間中も、既存のグローバル製品やサービスへのアクセスは現行の規約に基づき維持される。

マルチマーケットへのアクセス、チーム主導のソーシャルトレード、厳格な規制への準拠。Bitgetは暗号資産をコアに据えながらも、Web3と伝統金融の境界線をなくす「総合ユニバーサル取引所」への脱皮を急速に進めている。