24日、米国証券取引委員会(SEC)コミッショナーのヘスター・ピアース氏が、先日却下した9件のビットコインETF申請に対し、再度審査を行うことを発表した。
Yesterday’s staff orders disapproving SRO rules related to a number of bitcoin ETFs are stayed pending Commission review. See, for example: https://t.co/Ky9Z8t1E4q
— Hester Peirce (@HesterPeirce) 2018年8月23日
ヘスター氏はTwitterで、下記の内容が記された文書も掲載した。
8月22日の判断は、欧州委員会が別段の指示をするまで維持(保留)される。
文書より一部抜粋
この文書は、SEC秘書長Brent Fieds氏からニューヨーク証券取引所(NYSEグループ)に宛てられたものである。
再審査の間は、否決判定は有効となるようだ。
ヘスター氏は先日否決されたウィンクルボス兄弟のビットコインETFについても異論を唱えており、SECの判断基準や役割についても疑問視している。
このような行動や言動から、界隈では「クリプト・ママ」と呼ばれるなど、SECの中では異端的な存在だ。
SECの再審議にかかる時間は公表されていない。