SECのビットコインETF否決判定が一転「再審査」へ

24日、米国証券取引委員会(SEC)コミッショナーのヘスター・ピアース氏が、先日却下した9件のビットコインETF申請に対し、再度審査を行うことを発表した。


ヘスター氏はTwitterで、下記の内容が記された文書も掲載した。

8月22日の判断は、欧州委員会が別段の指示をするまで維持(保留)される。
文書より一部抜粋

この文書は、SEC秘書長Brent Fieds氏からニューヨーク証券取引所(NYSEグループ)に宛てられたものである。
再審査の間は、否決判定は有効となるようだ。

ヘスター氏は先日否決されたウィンクルボス兄弟のビットコインETFについても異論を唱えており、SECの判断基準や役割についても疑問視している。
このような行動や言動から、界隈では「クリプト・ママ」と呼ばれるなど、SECの中では異端的な存在だ。

SECの再審議にかかる時間は公表されていない。