リップルの SEC との XRP 訴訟は終結間近か
この件に詳しい情報筋によると、SEC(米国証券取引委員会)はリップル(Ripple)に対する長期にわたる訴訟を終結させようとしている。
🚨SCOOP: Two well-placed sources tell me that the @SECGov vs. @Ripple case is in the process of wrapping up and could be over soon.
My understanding is that the delay in reaching an agreement is due to Ripple's legal team negotiating more favorable terms regarding the August…
— Eleanor Terrett (@EleanorTerrett) March 12, 2025
スクープ:2人の有力な情報筋によると、SEC対Rippleの訴訟は終結に向かっており、間もなく終了する可能性があるとのことです。
私の理解では、合意に達するのが遅れているのは、リップル社の法務チームが、同社に1億2,500万ドルの罰金を課し、同社が機関投資家にXRPを売却すること…
2025年3月12日(水曜日)、元FOXビジネス記者のエレノア・テレット(Eleanor Terrett)氏は、SEC対リップルの訴訟は「終結の過程にある」と述べた。SECは2020年に仮想通貨XRPを開発したリップル・ラボ(Ripple Labs)を訴えており、SECと仮想通貨企業の間で最も長く続いている法廷闘争の1つとなった訴訟だ。
リップル対SECの訴訟は、“ほぼ終結”の段階にあるとみられるが、同社は現在、2024年8月にくだされた1億2,500万ドル(約185億円)の罰金との判決と、機関投資家による販売禁止に抗っており、最終的な結論は依然として金銭的判決につながる可能性がある。
リップル訴訟は、“もし”の問題ではなく“いつ”の問題
SECは最近、コインベース(Coinbase)、クラーケン(Keraken)、ジェミニ(Gemini)に対するものを含む複数の調査と訴訟を終結させた。
リップル訴訟では、“もし”の問題ではなく、“いつ”の問題だった可能性が高いとの憶測が流れている。特に、法律専門家は、SECの動きが詐欺に関連しない訴訟における新たな一面になる可能性があると述べている。
テレット氏の情報筋によると、SECとリップルの最終合意が遅れているのは、同社の法務チームによるもので、より良い条件を求めて交渉。報道によると、リップルの法務チームは、2024年8月に裁判所が同社に課した1億2,500万ドルの罰金に関する「有利な条件」を解決策に盛り込みたいと考えているという。
ネックとなっているのは、リップルがXRP保有資産を機関投資家に売却することを禁じる恒久的差し止め命令についてもだ。リップルの弁護士は、ゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)前SEC委員長の退任後に就任したSECの新指導部がすべての訴訟の終結を考えているのなら、リップルが罰せられるべきなのはなぜか、と主張。リップルの法務チームによると、「アナリサ・トーレス(Analisa Torres)判事の判決を現状のまま受け入れることは、リップルが不正行為を認めることに同意することを意味する」という。しかし、新SEC側も不正行為があったかどうか確信が持てないとみられており、テレット氏は次のように述べている。
現状のままトーレス判決を受け入れるということは、リップルが不正行為を認めることに同意することになるが、SEC自身も不正行為があったかどうか確信が持てないようだ。この種のことに対する実際のプレイブックは存在せず、それがこの事件が他の事件よりも解決に時間がかかっている理由を説明できるだろう。