バイナンス(Binance)のTokocryptoがインドネシアでPFAKライセンスを取得

インドネシアの仮想通貨取引所TokocryptoがPFAKライセンスを取得

バイナンス(Binance)の子会社でインドネシアの大手仮想通貨取引所Tokocrypto(トコクリプト)は、インドネシアの商品先物取引規制庁Bappebti(バペブティ)からPFAK(物理暗号資産トレーダー)の完全なライセンスを取得した事がわかった。

日本語訳:
Binanceの子会社Tokocryptoは、インドネシア商品先物取引規制当局が発行する現物仮想通貨ディーラーライセンスを取得したと発表し、PFAKライセンスを取得したインドネシアで3番目の取引所となった。Tokocryptoのユーザーベースは今年450万人を超えた。

TokocryptoはPFAKライセンスを取得し、インドネシアで3番目の取引所となった事により、一層の信頼性と影響力の高まりが期待されており、同社と成長を続ける同国の仮想通貨業界にとって大きな節目となる。

2014年以降、インドネシアの仮想通貨取引所は「将来の仮想通貨取引所」のカテゴリーで運営されてきた。2019年にすべての取引所に完全な認可を求めるよう求めるBappebtiの命令に従い、Tokocryptoは、2019年に初めてCPFAK(有望な物理暗号資産トレーダー)として登録され、今回のPFAKライセンスにより、同社はインドネシアで物理暗号資産を取引する完全な権限を持ち、業務の正当性と信頼性の新しい基準を確立した。バイナンスのリチャード・テン(Richard Teng)CEO(最高経営責任者)は、Tokocryptoのこの大きな成果を称賛し、インドネシアのWeb3セクターの発展に向けたバイナンスの献身とBinanceのサポートが、この地域で安全で透明性のある取引環境を構築する上で重要な役割を果たしてきたと強調した。

CPFAKは、2023年後半にすべての仮想通貨取引所に世界初の仮想通貨国営取引所であるCFX(商品先物取引所)への登録を義務付けるインドネシアの規制強化の中で取得され、Bappebtiの規制下にあり、従来の証券取引所と同様に機能するが、デジタル資産に重点を置いている。

現在、インドネシアには35のBappebti仮想通貨取引所があり、最近の成果は、最高の顧客サービスを提供することでインドネシアで安定した暗号空間を開発するという使命の一部であると付け加えた。なお、バイナンスは、2022年後半に同社を買収し、完全子会社化している。

PFAKライセンスで何が期待できるか

Tokocryptoの成長軌道は目覚ましく、2024年だけでも、プラットフォームのユーザーベースは450万人以上に拡大し、月間取引量は138%の増加を記録している。

インドネシアで取引量最大の取引所としてトップの座を占めているTokocryptoは、2023年には43%の市場シェアを獲得。それに続いて42%のシェアを持つIndodaxと15%のシェアを持つUpbit Indonesiaが僅差で続いている。Tokocryptoのユドノ・ラウィス(Yudhono Rawis)CEOは、PFAKライセンスはインドネシアの大手仮想通貨プラットフォームとしての同社の地位を固める上で極めて重要な動きであると主張。成功の多くがバイナンスの継続的なサポートによるものだと述べている。

新しいPFAKライセンスにより、Tokocryptoは市場での影響力をさらに高め、インドネシアの巨大な暗号セクターで急速な成長を続ける絶好の位置にいる。

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