Yuga Labsがグレッグ・ソラノ氏を再びCEOに迎える
BAYC(Bored Ape Yacht Club)を運営するYuga Labsは、共同創設者のグレッグ・ソラノ(Greg Solano)氏がCEO(最高経営責任者)に復帰したことに加え、大幅なアップグレードを予定している事を明らかにした。
10 day check-in. to hold myself accountable:
am still not back to an appropriate depth and command of product yet
stuff I'm excited about though:
-ODK: The best way to build and monetize a 3D game or social experience in crypto
-Project Dragon: Thousands shooting each other… https://t.co/VYRMN1dfPb— Garga.eth (Greg Solano) 🍌 (@CryptoGarga) May 26, 2024
10日間のチェックイン。自分自身に責任を持たせるため:
まだ適切な深さと製品に対する理解力を取り戻していない
私が興奮しているのは:
-ODK:仮想通貨で3Dゲームやソーシャル体験を構築…
これまで約10カ月間Yuga LabsのCEOを務めたActivisionの元幹部、ダニエル・アレグレ(Daniel Alegre)氏から、同氏の復帰で、新たな物語の第一章をスタートさせた。NFTやデジタルコレクタブルの状況が大きく変化するなか、今回のリーダーシップ変更は、同組織にとって戦略的な移行を表している。同社はブロックチェーン技術を活用し、基本的な信念を再構築することで、デジタル世界で芸術、文化、コミュニティの関与がどのように表現されるかを再考するという新しい方向性を採用していくとのことだ。
主要プロジェクトとイノベーション
Yuga Labsは設立以来、業界をリードするデジタルコレクタブルフランチャイズとしての地位を確立してきた。
その成功に甘んじることなく新製品の開発に継続的に取り組んでおり、同CEOは、同社の進捗(しんちょく)状況について最新情報を提供し、製品の深さと統制はまだ望ましいレベルには達していないものの、いくつかのエキサイティングなプロジェクトが進行中であると述べている。同CEOが言及した主要プロジェクトの1つはODKで、これは仮想通貨分野で3Dゲームやソーシャルエクスペリエンスを構築し、収益化する最良の方法として宣伝されている。これは、Yuga Labsがゲーム中心のイノベーションに大きく注力していることを示しており、さらに、同社は ODK で使用されているのと同じツールセットを使用して設計された、シューティングゲームProject Dragonに取り組んでいる。
これらのゲーム開発に加えて、同社はApeFestも計画。これは、56カ国から何千人ものBored Ape所有者が15世紀の修道院に集まるイベントで、このイベントを特別なものにするために、限定商品が作成・配布される予定だ。
デジタルコレクタブルインフルエンスの拡大
Yuga Labsは、一部のスタッフの解雇を含む大規模な再編により注目を集めている事に加え、プロジェクトはNFT所有者の権利を強化し、ユーザーのさらなるエンパワーメントを目指している。
再編の一環として、市場を制覇するための主要戦略としてゲームに注力しており、最大100万ドル(約1.5億円)の賞金が獲得できるトーナメントを特徴とする、簡単にプレイできるゲームDookey Dashを開発している。同社は、ゲーム開発からApeFestなどの独占イベントまで、大きな進歩を遂げており、再編とゲームへの注力を継続する中で、より多くのゲームを導入し、ユーザーの関心を高め、業界のリーダーとしての地位を確保することを目指してその歩みを進めている。