ビットコインNFT NodeMonkesが53%の上昇
ビットコイン(Bitcoin/BTC)は、過去24時間で仮想通貨市場の救済反発を先導し、NFT市場、特にビットコインベースのNFTの驚異的な価格上昇を推進し、NodeMonkesが53%の上昇をした事が分かった。
市場追跡プラットフォームCoinGecko(コインゲッコー)の最新データによると、NFT(非代替性トークン)市場は過去24時間以内に3.2%の大幅な上昇を見せ、その額は23億7,000万ドル(約3,551億円)を超えている。この大幅な利益を主導したのは、Bitcoin Ordinals NFT であるNodeMonkesで、53%急騰し、優良企業のBAYC (Bore Ape Yacht Club)に次ぐ、2番目に価値のあるNFTコレクションとなった。
ビットコインベースのNodeMonkesは53%という驚異的な上昇を記録したが、大人気イーサリアム(Ethereum)ベースのNFT BAYCは最低価格が7%下落。同様に、Froganasのようなソラナ(Solana)搭載NFTでは、販売量が13%減少している。
ソラナ系ミームコインを求めるトレーダーとの類似点も
NFTの市場データを提供しているCryptoSlamの市場統計によると、NodeMonkesの最近の驚くべき利益にさらなる背景を追加した。
記録によると、NodeMonkes NFTの売上は過去24時間で156%急増し、5,496,881ドル(約8.25億円)に達しており、この数字は、ビットコインNFTが99人の買い手と94人の売り手からの118件の販売取引を記録したことによるものであったという。しかも販売数量は前日比103%という驚異的な伸びを記録しており、NodeMonkesには現在、合計2,278人の所有者がいることが分かっている。
NFT コレクターは通常、NodeMonkes NFTを平均12日間保持し、これは、前の指標と比較してプラス48%の増加に相当。先週64,890ドルまで下落したビットコインは、2024年3月19日13時半時点で65,000ドル(970万円)台(※CoinMarketCap調べ)にまで回復したことで、NodeMonkes NFTの急増が現れた。
Blockchain企業のContentFi Labsのニック・ラック(Nick Ruck)COO(最高執行責任者)は、NodeMonkes のパフォーマンスについて言及。Solanaベースのミームコインをますます求めるトレーダーの新たな傾向との類似点を指摘し、次のように語っている。
トークントレーダーがETHからSOLミームコインに軸足を移したのと同じように、NFTトレーダーはビットコインNFTに流れ込んでいる。