XummウォレットにプリペイドXRP Tangemカードデビューへ
XRPLベースのセルフカストディアルウォレットの1つであるXummウォレット(Xumm Wallet)チームは、最大50ドル(約7,400円)相当のプリペイドXRP残高を備えたXumm + Tangemカードのデビューに取り組んでいるほか、Mastercardデビット機能が統合された事も発表された。
🧑🎄🌲❄️ Right on time for the holidays: the gift of self custody.
Xumm @Tangem NFC hardware wallets: ordered with optional pre-paid XRP to cover the account reserve & an additional 50$ in XRP (no KYC).
Full announcement & details: upcoming week 🎉 pic.twitter.com/Aben2njLDi
— WietseWind (🛠+🪝 Xumm @ XRPL Labs) (@WietseWind) November 26, 2023
休暇にぴったり: 自主管理という贈り物。
Xumm Tangem NFC ハードウェアウォレット:アカウントの準備金と追加の50ドルのXRPをカバーするためのオプションの前払いXRPとともに注文します(KYCなし)。
完全な発表と詳細は来週
Xummの開発チームであるXRPL Labsの創設者であるヴィツェ・ウィンド(Wietse Wind)氏は、X(旧Twitter)への投稿でこのことを明らかにし、Xumm + Tangemカードの注文の詳細を記したページのスクリーンショットを共有。最新アップデートでは、顧客が注文時にXumm+Tangemカードに事前入金できるようにする予定で、アップデートにより、顧客は最大50ドル(約7,400円)相当のリップル(Ripple/XRP)をカードにプリロードできるようになった。この開発により、シームレスなXRPLアカウントのアクティブ化と資金調達が可能になる。同氏によると、今開発により、これらの初期入金にサードパーティのプラットフォームが必要なくなるとのことだ。
XummウォレットにMastercardデビット機能が統合される
ウィンド氏は、Xumm WalletのMastercard統合を示唆し、デジタル資産取引とセキュリティを強化していく事を改めて強調している。
同氏は、Mastercardデビットカード機能をXummウォレットに統合する計画を発表。同氏の発表は、Xummでデビットカードを使用できる可能性についてのXRP ユーザーの質問に答えたものである。統合には「デビットマスターカード、セルフカストディ、フックを使用したアカウントの元帳制限のカスタムによるカード認証」が含まれるとのこと。
MastercardとXummウォレットの統合により、ユーザーは、Mastercard の世界的な受け入れを活用し、さまざまなプラットフォームやサービス間でシームレスに取引できるようになる。この統合により、従来の金融サービスと急成長するデジタル通貨の世界との間のギャップを埋めることが期待されている。今発表に対し、XRPコミュニティからは追加の取引手数料が発生する可能性についての問い合わせや懸念が寄せられており、同氏は、クレジットカードやデビットカードの取引には本質的に手数料がかかり、それが保険やキャッシュバックなどの機能をサポートし、収益創出に貢献していることを認めている。
Mastercard の機能を Xumm ウォレットに統合することは、従来の金融サービスとデジタル金融サービスの融合における大きな前進となる。この開発は、Xummウォレットの実用性を強化し、確立された金融システムとの相互運用性の向上に向けたデジタル通貨分野の幅広い傾向を示唆している。