バイナンス（Binance）が規制懸念の中でユーロ出金を再開

バイナンス（Binance）がユーロ出金を再開

2023年10月19日（木曜日）のX（旧Twitter）投稿で、バイナンスは法定通貨パートナーと新たな提携を結び、ユーロ入出金サービスを提供することというニュースを共有した事が分かった。

More EUR fiat channels have arrived on #Binance

We’re proud to announce that we’ve entered into agreements with multiple new EUR partners to provide deposit, withdrawal, and payment services, making your experience even more seamless.

Find out more 👇https://t.co/jKh2QxH3sN

— Binance (@binance) October 19, 2023

この取り組みはすでに開始されており、ユーザーは新しいサービスに移行している。

新しいパートナー

これらの新しい法定通貨パートナーは、オープンバンキングやユーロの入出金、仮想通貨の売買、銀行カード、法定通貨残高、サービスなどの幅広いサービスをユーザーに提供している。

新たに設立されたパートナーシップは、オープンバンキング、SEPA、SEPAインスタント、銀行カードと法定通貨残高を介した仮想通貨取引を通じたユーロ取引をカプセル化する、多くの法定通貨サービスの導入を約束。この“SEPA”という用語は、36カ国を網羅し、欧州連合内でのシームレスなユーロ決済を促進する単一ユーロ決済地域を指す。一連の経緯についてバイナンスは公式発表の中で次のように語っている。

私たちは、コミュニティにさまざまな法定通貨サービスを提供するために、多くの新たに規制され認可された法定通貨パートナーと契約を締結しました。仮想通貨を売買する簡単な方法がなければ、この分野に初めて参加するユーザーは購入や売却のプロセスを見つけることができません。仮想通貨の販売は直感的ではなく、威圧的だ。

今パートナーシップの焦点は、新しい仮想通貨愛好家が時折直面する障壁を取り除き、デジタル資産の売買をそれほど困難な経験でなくすることにある。バイナンスは、法定通貨から仮想通貨へ、あるいはその逆の簡単な経路が世界的なデジタル資産の導入にとって極めて重要であると主張した。