ウズベキスタンが新たな仮想通貨マイニング規制を導入
ウズベキスタンNAPP（国家展望プロジェクト庁）は、国内仮想通貨マイニングに関する最新の要件（仮想通貨マイニング規制）を概説する法令を発行した事が発表された。
ウズベキスタンの規制機関であるNAPPは、同国内における仮想通貨マイニングの要件を詳述した法令を発表。同法令では、規制枠組みにおける複数の重要な変更と明確化が強調されている。法人のみが仮想通貨マイニングに従事することが許可され、個人による運営は認められないとしている。この指令は、シャフカト・ミルジヨエフ（Shavkat Mirziyoyev）大統領が署名した2022年4月の文書など、地方政府が発行した過去の文書と一致しており、仮想通貨取引とマイニングに関して地元住民に対する同様の禁止を強調している。
企業によるマイニング作業は主に太陽光発電を使用
エネルギー源に関してNAPPは、企業がマイニング作業に、主に太陽光発電を使用する必要があると規定。
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ただし、この文書には、ウズベキスタンの統一電力システムを使用できる条件があることにも言及されているが、これらの条件は現政令には詳細に記載されていない。また、インフラストラクチャーについてNAPPは、企業にマイニング機器専用の特定の市場を確立することを要求。すべてのマイニング作業は、これらの企業の登録住所で行われる必要がある。NAPP は、マイニングできる仮想通貨の種類に関して明確な境界を設定しており、例えば…、モネロ（Monero/XMR）など、取引の匿名性を重視する仮想通貨は、新しい規制の下ではマイニングが許可されていない。
企業がマイニング活動またはマイニング関連サービスに従事するには、NAPPが規定する許可およびライセンスを取得することが必要不可欠である。また、同庁は、すべての参加者に対し、法的枠組み内で活動することを確認。必要なライセンスなしで仮想通貨関連の活動を避けるよう呼び掛けている。今法令の最終的な内容はまだ確認されていない。政府はここ数年、同様の文書を複数発行しており、ウズベキスタンにおける仮想通貨マイニングの最終的なスタンスと枠組みに関する疑問が生じているのが現状だ。
