グレースケールが2番目に大きいビットコインクジラであることが判明

グレースケールが2番目に大きいビットコインクジラに浮上

オンチェーンデータの分析などをたゲルアーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)の最新調査分析によると、グレイスケールのビットコイントラスト(Grayscale Bitcoin Trust/GBTC)は1,750のウォレットで確認され、160億ドル(約2.3兆円)相当の627,000(ビットコイン/Bitcoin)BTCを保有している事が分かった。

日本語訳:
速報:アーカムは、グレイスケール・ビットコイン・トラストのチェーン上の保有を特定した。
同社は世界で2番目に大きなBTC事業体であり、160億ドルを超えるBTCを保有しています。
グレースケールは残高を公表していますが、トラストのオンチェーンアドレスを特定することを拒否しています。

アーカムの最新調査データによると、これらの保有資産でグレイスケールは第2位のビットコイン保有者にランクされており、ビットコイン資産ではバイナンス(Binance)の148億ドル(約2.1兆円)に遅れをとり、ロビンフッド(Robinhood)の50億ドル(約7,381億円)を上回っている。なお、2023年9月6日(水曜日)の時点で、グレイスケールはこれらの保有株について公にコメントしていない。

過去には情報開始を拒否もPoR開示で資産額の検証が可能に

グレイスケールは、セキュリティ上の懸念から、GBTC のウォレットアドレスを公開することを過去に拒否した経緯がある。

しかし、GBTCの準備金を証明するための暗号化されたPoR (Proof-of-Reserve)を開示したことで、監査人や一般の人々がウォレットアドレスなどの機密データを開示することなくグレイスケールの資産額を検証できるようになった。この開示は、グレイスケールがSECとの法廷闘争に対して勝利し、グレイスケール・ビットコイン・トラストを上場投資信託(ETF)に転換するという訴訟で裁判所の判決を確保したことに続いて行われたものである。

CoinMarketCapより画像引用

仮想通貨アグリゲーターであるCoinMarketCapの調べによると、ビットコインの価格は過去24時間で0.12%のほぼ横ばい状態で、1BTC= 3,806,900(25,704ドル)円前後で推移し、時価総額は74兆1,503億円を超えている。