コインベース(Coinbase)はSEC当局者の声明でXRP上場廃止を支持

コインベースがXRP上場廃止を指示

弁護士でデジタル資産愛好家のビル・モーガン(Bill Morgan)氏によると、仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)は、SEC(米国証券取引委員会)の上級スタッフの見解に基づき、イーサリアム(Ethereum/ETH)とビットコイン(Bitcoin/BTC)がプラットフォーム上で取引を続けているため、リップル(Ripple/XRP)の上場廃止を指示している事が分かった。

日本語訳:
コインベースは、少なくともビットコインとイーサリアムに対して公正な通知の防御があることを示したいと考えており、SEC の書簡から抽出された声明は、上級スタッフがイーサとビットコインは証券ではないとの見解を表明したことを認めており、

同氏は、コインベースが2020年12月7日、SEC によって書かれた書簡から言及した見解を抽出したとツイート。同取引所に登録声明草案の変更を求めており、同氏によると、コインベースは、少なくともビットコインとイーサリアムに対し、公正な通知の防御があるという証拠として抽出物を使用したいと考えているという。さらに同氏は、SECが要求した改訂は、コインベースが登録に含めるであろう声明の一部を妨げていないと説明。したがって、コインベースはそのような証拠に基づいて、少なくともビットコインとイーサリアムについて公正な通知の防御を主張している。

コインベースがビットコインとイーサリアム取引の重要性を語る

状況を説明する一方でモーガン氏は、同取引所がその立場を守り続ける理由として、コインベースでのビットコインとイーサリアム取引の重要性に言及している。

コインベースの登録声明草案によると、2020年6月までの6カ月間のプラットフォームでの取引のうち、65%がイーサリアムとビットコインとのことだ。同氏は、SEC がビットコインとイーサリアムを証券として指定する手続きがあったとしても、コインベースが経済的に破綻することなく両方のデジタル資産の取引を停止する方法はないと考えている。

2023年1月に同取引所は、使用率が低いことを理由に、XRP を取引プラットフォームから除外している。同取引所は、「Coinbase Recovery Phase」を介してそれらを回復できることをリストから除外した後、残高にXRPがあることをユーザーに通知。同取引所は、リップル・ラボ(Ripple Lab)に対するSEC訴訟の中で、2021年1月に同取引所でのXRP取引を一時停止した。

モーガン氏は、XRPの上場廃止という コインベースの最新の決定と、同じものを再上場しないという進行中の決定は矛盾しており、不便であると考えている事を明らかにしている。

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