MoneyGramがアプリを介して仮想通貨売買可能に
国際送金ネットワークサービスを手掛けるMoneyGramは、顧客がモバイルアプリを介して仮想通貨を購入、販売、保持できるようにする新サービスを導入した事が分かった。
MoneyGram は、仮想通貨を完全採用するトップ金融サービス企業の1社であり、この新しいアプリ内機能は、仮想通貨に焦点を当てた同社の多くの重要な進歩の1つとなった。発表の中で同社は、モバイルアプリのユーザーがビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、ライトコイン(Litecoin/LTC)などの仮想通貨を購入、販売、保持できる新仮想通貨機能の立ち上げを発表。同アプリのユーザーは、米国の大半の州と、米国の国境を越えたP2P(Peer to Peer)送金会社であるワシントンD.C.でサービスを開始すると、11月1日(火曜日)に正式発表による声明で明らかになった。同社の会長兼CEO(最高経営責任者)であるアレックス・ホームズ(Alex Holmes)氏は次のようにコメントしている。
仮想通貨は、MoneyGramで行っているすべてのことに追加されます。世界中の120を超える通貨への即時アクセスを可能にし、仮想通貨とデジタル通貨を別の入力および出力オプションと見なしています。
新アプリ内仮想通貨投資機能はCoinmeでも利用可能に
仮想通貨に関心のある顧客に十分なオプションを提供するため、MoneyGramは最近、仮想通貨業界に積極的に取り組んでいる。
世界最大クラスのP2P送金会社としてサービス展開する同社は、2022年6 月に最先端のステラ(Stellar)を利用した仮想通貨から現金へのソリューションデビューを発表している。2021年には同社と米国の認可を受けた仮想通貨取引所であるCoinmeはチームを組み、同社小売店を通じてクライアントにBTCを提供。同社の新アプリ内仮想通貨投資機能は、Coinmeでも利用できるようになるとのこと。
1980年の創業以来MoneyGramは、世界中で1,000万人以上の顧客にサービスを提供しており、ユーザーに使いやすい送金サービスを提供することに専念。同社の目標は、仮想通貨に対する需要の高まりに照らし、この資産クラスを含むように拡大している。