ワーナー・ブラザースがロード・オブ・ザ・リングNFTで業界に参入

ワーナー・ブラザーズからロード・オブ・ザ・リングNFTがリリース

ワーナー・ブラザーズ(Warner Bros. Entertainment Inc.)が、映画ロード・オブ・ザ・リングのNFT(非代替性トークン)ドロップを発表した事が分かった。

ワーナーブラザースは、壮大なファンタジー小説の限定版NFTを発表。「The Fellowship of the Ring(日本語訳:指輪の交わり)」の拡張バージョンは、コレクションには、10,000のミステリーエディションNFTが含まれ、それぞれ30ドル(約4,500円)で、999のエピックエディションが含まれるとのこと。それぞれ100ドル(約15,000円)のNFTには、DVD収録Extended Editionコンテンツと、NFTコレクションだけのコンテンツが含まれている。

セールに参加するには、購入者はAppleまたはGoogleアカウントを使用してEluvioブロックチェーンウォレットを作成するか、Metamaskイーサリアムクリプトウォレットを作成し、セール当日にワーナーブラザースWeb3プレミアページにアクセスする事が条件となっている。

トークンにはどのような特別コンテンツが

どちらのエディションも、4K UHDの映画のエクステンデッドエディションバージョンへのアクセス権が提供される。

ほかにも、8時間以上の特別機能、数百の画像、隠れAR収集品。追加コンテンツには、探索可能な3つの場所 (シャイア、裂け谷、モリアの鉱山)が含まれ、場所固有のアートワークと、トークンコレクション専用の舞台裏画像ギャラリーがあるとのこと。ミステリーエディションには3つの場所のいずれかがランダムに選択され、エピックエディションには3つすべてが含まれ、どちらのエディションもイーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンとそのdApp(分散型アプリケーション)エコシステムと完全互換性があるとのこと。

NFT価格が暴落した事により、購入者にとって実価値がほとんどない100万ドルのプロフィール写真による現金獲得の時代は終わりを告げている。代わりに、NFTコレクティブルを作成して販売する際にはイノベーションが必要である。