マスターカードが仮想通貨アプリで初のNFTカードをローンチ

マスターカードがNFTカードをローンチ

決済大手マスターカード(Mastercard)は、仮想通貨金融アプリHiと提携し、世界初のNFT(非代替性トークン)カードを立ち上げた事を発表したことが分かった。

hi Official「How to Get the hi NFT Debit Mastercard」より画像引用

マスターカードのNFTカードによる新しい支払い製品により、人々はこれらのデジタル資産で構成されるコレクションからアイテムを使用し、アバターをカスタマイズできるようになるとのこと。発表によると、MastercardとHiは、顧客がNFT所有者であることを確認すると、プロファイルをパーソナライズできるとのこと。これにより、顧客は自分のカードを使用して、会社のデビットカードを受け入れる何百万もの加盟店の1つで資金を使える。

マスターカードNFTカードの入手方法

Hiとは別の投稿で同社は、カードの取得に関心のある人は待機リストに参加できると述べている。

アプリをダウンロードまたは更新して、サインアッププロセスを完了させるだけの簡単なプロセスで待機リストへの参加が可能だ。マスターカードとHi NFTカードに参加するプロセスは数分で完了する。その中で、ユーザーはカード層を選択する必要があり、それぞれが異なる利点を提供してくれる。

NFTカードの特典にアクセスするには、ネイティブトークンHiを購入してステークする必要があるとのこと。特典へのアクセスには、ユーザーは少なくとも100HIトークンまたは10ユーロを賭け、プラットフォームのKYC要件(顧客確認情報)を確認する必要がある。これらには、オンラインでアイテムを購入する際に暗号報酬にアクセスしながら、IBANアカウントからさまざまな法定通貨や仮想通貨で資金を使う能力が含まれ、ユーザーは複数のデジタル サブスクリプションや、ホテルの割引などの旅行特典にアクセス可能とのこと。

マスターカードNFTカードはいつから利用可能なのか

NFT カードのマスターカードとHiは、このカードが最初に欧州経済領域と英国の顧客に利用可能になることを明らかにしたものの、製品のロールアウト日をまだ発表していない。

ただし、ユーザーは「キューをジャンプ」して、より多くの HI トークンをステーキングすることで追加の利益を得ることができる。ユーザーのステークが高いほど、メンバーシップの階層、特典、待機リストでの優先度が高くなるとのこと。