千葉県警と富士通が仮想通貨の合同研修会を開催

千葉県警と富士通が仮想通貨の合同研修会を開催

仮想通貨市場で問題となっているハッキングやマネーロンダリング(資金洗浄)などのサイバー犯罪に関する捜査能力の向上のため、千葉県警と富士通は「仮想通貨とブロックチェーンに関する研修会」を千葉市中央区の同社千葉支社で合同研修を行いました。

県警が中心となって行なっている「サイバーセキュリティパートナーシップ協定」は、県警と民間企業が仮想通貨に関する合同研修を行うのは初めて事例です。

今回の研修会では、県警の担当者や社員が約50人が参加し、仮想通貨やブロックチェーン技術の基本知識や活用方法、昨今のの仮想通貨を悪用している過去の犯罪ケースを元にどのように犯罪が行われているのかなどについての講演が行われたようです。

県警サイバー犯罪対策課の竹内利昭課長は「今後も研修会を開催し、ノウハウの共有を進めたい」と述べました。

今後も富士通を含めた「サイバーセキュリティパートナーシップ」の参加企業との連携を深めて仮想通貨のサイバー犯罪の悪用を防ぐ方針だそうです。