ブライトリンが仮想通貨による支払いを受け入れ
スイスの高級時計メーカーであるブライトリング(Breitling)は最近、タグ・ホイヤーやウブロに続き、ビットコイン(Bitcoin/BTC)などの仮想通貨による支払い受け入れを開始したことが明らかになった。
ブライトリングは、仮想通貨決済サービスプロバイダーであるBitPayと提携することで、仮想通貨決済サービスをウェブサイト上に追加し、顧客がチェックアウト時にビットコインを選択できるようにしたとのこと。これによりブライトリングでは、商品の支払いにビットコイン、イーサリアム(Ethereum/ETH)、シバイヌ(ShibaInu/SHIB)の支払いが可能になった。
仮想通貨ホエールウォッチのWhaleStatsによると、クジラによる取引を分析したところ、SHIBは現在、過去24時間における取引量において仮想通貨取引量でトップ10にランクインしているとのこと。
また、BitPayは、Bitcoin、ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)、Ethereum、ライトコイン(Litecoin/LTC)、ラップドビットコイン(Wrapped Bitcoin/WBTC)、さらにバイナンスUSD(Binance USD/BUSD)、ダイ(DAI/DAI)、ジェミニドル(Gemini dollar/GUSD)、USDコイン(USD Coin/USDC)、パクソスドル(Pax Dollar/USDP)の5銘柄のUSDステーブルコインなど、他のさまざまな仮想通貨もサポートしていることから、今後、ブライトリングで利用できる可能性があるとのことだ。
ビットコインエコシステムの進化と普及が作用を加速
ブライトリングは1884年にスイスの不況の中で生まれた高級時計メーカーであり、24歳のレオン・ブライトリング(Léon Breitling)氏によってサンティミエのヌーヴ広場1に開設されたとして知られている。
以来ブライトリングは、スイスを代表する時計メーカーとしての地位を確立しており、2017年に同ブランドはプライベート・エクイティ企業であるCVCキャピタル・パートナーズに売却されている。
BitPayはツイートで、「高級時計ブランド、@Breitlingが仮想通貨を受け入れるようになりました! ようこそBitPayへ。私たちは、お客様に新しい支払いオプションを提供するために、あなたとパートナーになることに興奮しています。」とツイートした。
実際、ビットコインのエコシステムが進化し、普及が進むにつれ、有名ブランドによってビットコインユーザー向けのサービスが提供されている。ネットワークの急激な成長に資本投下を行っており、業界が成熟すればするほど、消費者にはより多くの機会が提供され、ブランドや商人にはより多くの価値がもたらされることが期待されている。