阪神タイガースが期間限定NFTをリリースへ
次世代ブロックチェーンプラットフォームである株式会社HashPaletteは2022年5月30日（月曜日）、株式会社阪神タイガースのNFTサービス「Tigers Gallery」の基盤として、NFT（非代替性トークン）流通に特化したブロックチェーン「Palette」を採用したと発表したことが明らかになった。
NTTドコモ、阪神タイガース、アイテック阪急阪神は、選手カードや名場面シーンをデジタルアイテムとして提供する、NFTコンテンツサービス「Tigers Gallery」を2022年6月3日（金曜日）～2023年1月31日（火曜日）まで。提供する予定。今回、開発基盤に採用されたPaletteは、HashPalette（東京都港区）のNFT特化ブロックチェーンであり、異なるブロックチェーン同士をまたぐNFTのクロスチェーン技術を実装している。
グレード別限定アイテム
同サービスで扱われるデジタルアイテムは、供給枚数にしたがってグレード別にラインアップされ、第一弾として、2つのグレードのデジタルアイテムが6月3日10時から公式サイトで販売される。
NFT（Non-Fungible Token=非代替性トークン）とはブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルトークンで、アートやイラスト、写真、アニメ、ゲーム、動画などのコンテンツの固有性を証明できる。Tigers Galleryでは、阪神タイガース所属選手の記憶に残る名場面シーンなどを、写真・映像を基に作成されたデジタルアイテムとしてコレクションでき、購入者は唯一無二である阪神の選手カードなど、デジタルコレクションをスマホなどでいつでも閲覧できる。シーズンの記憶に残る名シーンを切り取った超限定サイン入りメモリアルカードの販売も予定されており、1種類1枚しか発行されない特別な商品となり、11万円で販売される。
グレードにはA、B、Cの3タイプに分かれており、以下の通りとなっている。
・グレードA
シーズンの記録に残る名シーンを切り取った超限定サイン入りメモリアルカード（販売枚数1枚/種類）1枚11万円（税込）
・グレードB
シーズン中の選手の際立った活躍を記録した限定サイン入りメモリアルカード（販売枚数2枚～10枚/種類）1枚5万5千円（税込）
・グレードC
シーズン中の選手の活躍を記録したサイン入りカード（発売枚数11枚～/種類）今後発表予定
日本企業による高信頼性のコンソーシアム方ブロックチェーンを採用
阪神タイガースは、今回Paletteが採用された理由として、NFTに特化したブロックチェーンであることに加え、日本企業が主導する信頼性の高いコンソーシアム型のブロックチェーンであることを評価しているとのこと。
今後は、商品ラインアップの拡大およびブロックチェーンを応用したサービスの展開、二次流通（ユーザー同士でのデジタルアイテムの売買）を予定。今後は、デジタルアイテムが5枚封入されるパック販売や、ドコモのAI技術を活用した試合当日のハイライト写真の提供のほか、将来的にはデジタルカードを所有されている方限定のスペシャルな特典も計画されているとのこと。
