ソニーはNFTの特許出願でPlayStationへのブロックチェーンの関心が確認される

ソニーが新特許公表でブロックチェーンに焦点を当てている事が判明

NFTセクターは、仮想通貨の冬の影響で宙に浮いたままだが、ソニーはテクノロジーを再び探求することで、事態を温めようとしており、新たな特許出願で同社はブロックチェーンに目を向けている事が新たに分かった。

2023年3月16日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(Sony Interactive Entertainment、※以下、ソニーと表記) は「ゲームプラットフォーム間でデジタル資産を転送および使用するための NFT フレームワーク」というタイトルの特許を公開。新たな提出書類で同社は、マイクロソフトや任天堂製のコンソール、VRヘッドセット、ARヘッドセット、PCなどを含む、世代やプラットフォームを超えて使用されるNFTのフレームワークを検討している。

日本語訳:
ソニーは、ゲームプラットフォーム間で資産を転送するためのNFTフレームワークに関する別のNFT特許を取得しています。ソニーがいずれNFT向けの製品をリリースすることは間違いありません。
私は強気です。

同社は、NFTロックされたゲームプレイ、使用制限のあるゲーム内タスクなど、多数のユースケースを調査。特許出願は、ゲーマーが他の特典を含むデジタル資産を使用し、所有権を取得・譲渡できるようにする強固NFTフレームワークを導入するという同社の熱意を表している。

特許出願はアセット使用に現システムが技術的に不十分だった

特許出願の文書には、プレーヤーがさまざまなゲームやプラットフォームでアセットを使用するには、現システムは技術的に不十分であると記載されている。

NFT は、ゲーマーが資産を独占的に使用し、その権利を他のユーザーに譲渡できるようにすることで、ゲームの機能を強化。さらに、この特許は、NFTを介して特定プレーヤーに報酬を与えるシステムを提案しており、例えば…、ゲーム内の特定のレベルを最初にクリアしたゲーマーは、ゲーム内特典を付与したり、ゲーム内限定アイテムのロックを解除したりする特別NFTを獲得できる。同社の新ファイリングでは、プレイヤーがNFTを介してゲーム内の進行状況を他の誰かに転送できるようにすることについても議論。新たな所有者は、前の所有者が同じアイテム、ポイント、レベルで最後にゲームを終了した場所を選択できる。

ソニーは、NFTをクロスプラットフォームのeスポーツに導入することにも関心を持っており、勝者には特別NFTや、さまざまなトーナメントブラケットの”ブロックチェーンベースの通貨”さえも提供する。この特許は、これらのNFTを使用してトーナメントの次のラウンドをプレイしたり、プレイを続けたい別のプレイヤーに譲渡したりすることを奨励している。

ソニーの提案が日の目を見るという保証はないものの、提案するポイントは業界にとって非常に重要だ。NFTをゲームやコンソールに導入することで、採用を正しい方向に進め、ゲームをより楽しく、インセンティブのあるものにできると期待されている。