マイケル・セイラー氏、ビットコイン担保ローンのマージンコールについて説明

マイケル・セイラー氏がマージンコールについて説明

米国のMicroStrategyのマイケル・セイラー(Michael Saylor)CEO(最高経営責任者)は、シルバーゲート銀行(Silvergate Bank)から、同社のビットコイン担保ローンがその地位を維持するためにさらに多くのビットコインを投入する意欲を表明することにより、マージンコール(※金融機関が投資家から不足の証拠金を求めること)される可能性があるという懸念について説明した事が分かった。

日本語訳:
MicroStrategyには2億500万ドルのタームローンがあり、担保として4億1,000万ドルを維持する必要があります。$MSTRは115,109のBTCを約束できます。BTC価格が3,562ドルを下回った場合、会社は他の担保を転記する可能性があります。2022年第1四半期のプレゼンテーションのスライド11〜12を参照してください。

同CEOの計算によると、マージンコールが発生した場合、会社が他の担保を必要とする前に、ビットコインは4,000ドル(約52万円)を下回る必要があるとのこと。同CEOは、MicroStrategy社の物議を醸しているビットコイン担保ローンのポジションを擁護しており、今朝のツイートで、シルバーゲート銀行からの同社の多額のビットコイン担保ローンに対する証拠金請求の可能性についての懸念に対処。同社には追加の115,109 BTCがあり、必要に応じて2億500万ドル(約267億円)のローンで必要な4億1,000万ドル(約534億円)の担保を維持することを約束できると説明している。また、ビットコイン価格は、同社が他の担保を転記する必要がある前に、3,562ドルに下がらなければならないと述べている。

21,000ドルに下落した場合にのみマージンコールに直面

2021年3月、MicroStrategyの完全子会社であるMacroStrategyは、Silvergate Bankから2億500万ドルのローンを借りて、ビットコインをさらに購入している。

投資家は先週のMicroStrategyの第1四半期の収益に関する電話で、特に証拠金請求の可能性について質問をし、MicroStrategyのフォン・ルー(Phong Le)CFO(最高財務責任者)は、ビットコインが21,000ドルに下落した場合にのみ、同社はマージンコールに直面すると述べた。ただし、同CFOは、ビットコインを損失で売却せざるを得ないようにするため、同社がローンに担保(ビットコインの形で)を追加できることを強調。MicroStrategyは129,200ビットコインを保有しているが、Silvergateローンは担保に約19,466ビットコインしか使用していない。なお、セイラーCEOは、同社はビットコインを販売する計画はないと主張している。

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