BaFinがUpbitFxExchangeに対する調査を開始

BaFinがUpbitFxExchangeへの調査を開始

ドイツの金融監督庁であるBaFin(Federal Financial Supervisory Authority=ドイツ連邦金融監督庁)は、4月4日(月曜日)、upbitfxexchange.comの調査を開始したことを正式に発表した。事が分かった。

公式発表によると、プラットフォームはドイツでビジネスをしたり、金融サービスを提供したりすることを許可されていないとのこと。BaFinは、Upbit公式サイトupbitfxexchange.comのコンテンツ、およびBaFinが利用できる情報と文書に基づき、プラットフォームが必要な許可なしに銀行サービスと金融サービスを提供するために使用されていると疑う理由があるとして、次のように述べている。

同社のウェブサイトのいくつかの場所で、同社はBaFinによって規制されていると主張しています。この主張は真実ではなく、同プラットフォームは複数の場所でnsbroker.comを参照しています。これは、マルタで認可され、WpIGのセクション74に基づいて国境を越えたサービスプロバイダーとしてBaFinに登録されている別機関NSFXLimitedのサイトです。


BaFinとドイツ連邦刑事庁による警告

UpbitFxExchangeltd.とNSFXLimitedは相互に接続しておらず、NSFX Limitedは、個人情報の盗難の被害者とみられている。

BaFinおよびBKA(Bundeskriminalamt=ドイツ連邦刑事庁)、およびドイツ各州の州刑事局(Landeskriminalämter)は、オンラインでお金を投資しようとする人は、詐欺の犠牲者と警告している。

BaFinはソーシャルメディアでの仮想通貨取引のアドバイスについて警告を発している。ソーシャルメディアへの直接の言及はBaFinからなかったものの、投資のヒントにソーシャルメディアを利用したい投資家に対し、フォロワー数やいいねの数、フィードバック数は有効な指標ではないと警告。これらは投資ヒントのパフォーマンスを反映しておらず、その理由として、ソーシャルメディアで結果を操作するのは非常に簡単な事だと述べている。

ソーシャルメディアでは、投資サクセスストーリーに関連する肯定的なフィードバックや参照が、アカウント所有者の要求に応じて架空のものを投稿し、ストーリーを作成できることから、注意が必要である。