マンチェスターシティがメタバースにスタジアムのレプリカを構築

マンチェスターシティがメタバースに仮想スタジアムを構築

英国のプロサッカークラブマンチェスターシティ(Manchester City)が、ソニー株式会社(Sony Corporation)と協力し、ホームスタジアムであるエティハドスタジアム(Etihad Stadium)の仮想バージョンを開発した事がわかった。

英国プレミアリーグのチャンピオンであるマンチェスターシティは、ソニーと提携し、メタバースにエティハドスタジアムの仮想レプリカを作成。成功すれば、これはバーチャルリアリティ環境に存在する最初のサッカーアリーナになるとして、注目が集まっている。

メタバースにサッカースタジアム

米国のスポーツ専門月刊誌スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)の報道によると、英国プロサッカーチームのマンチェスターシティは、メタバース史上に飛び込んだ最新クラブだ。

同チームは、ハイテク大手のソニー株式会社と3年間のパートナーシップ契約を結びんでおり、プロジェクトはまだ初期段階にあるものの、専門家はすでにスタジアムを訪れてデジタルマッピングし、仮想バージョンを構築している。クラブの関係者は、このプロジェクトにより、チーのサポーターが英国の町に行かなくても、自宅で快適に試合を観戦できるようになると確信しているとのこと同クラブの世界的なファンベースは約3,800万人と言われている。ちなみに…、現在の英国居住者は100万人未満であることから、3,700万人が国外に居住しており、仮想スタジアム完成後、多くのファンがこの仮想スタジアムに集結すると予想されている。同チームの最高マーケティング責任者兼ファンエンゲージメントオフィサーである(Nuria Tarre)氏は次のように語っている。

メタバースを持つことの全体的な目的は、試合をライブで視聴し、さまざまな視点からアクションに参加。完全仮想化されているため、エティハドスタジアムを好きなだけ埋めることができ、私たちが想像できないものであると私は信じています。


最大ライバルマンチェスターユナイテッドの現状

マンチェスターシティの最大ライバルと言われているマンチェスターユナイテッド(Manchester City)も、最近、デジタル資産の世界と交流している。

同チームは、ブロックチェーンプラットフォームTezos(テゾス)と2,700万ドル(約31億円)の契約を締結。その結果、チームはトレーニングアパレルに後者のロゴを表示している。マンチェスターユナイテッドはすでにクラブのセンターでパートナーシップの宣伝を始めており、2021年夏、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)氏と再契約し、ポルトガルのスーパースターの復帰は、テゾスとの取引のようなきっかけになるのではないかと期待されている。

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