EnjinのEfinityが2億1,400万ドルを調達:Polkadot6番目のパラチェーンを獲得

2億1,400万ドル以上を資金調達でパラチェーンを獲得したEnjinのEfinity

EnjinEfinityは、DOTで2億1,400万ドルを超える資金調達をし、2021年にPolkadotの6番目で最後のパラチェーンオークションで獲得した事がわかった。

Enjinは、スケーラブルで分散型のクロスチェーンNFTインフラストラクチャーであるEfinityが、Polkadotの2021年最後のパラチェーンオークションの優勝者として登場したため、一年を壮大な形で締めくくった。

Efinityは、8,600人以上の利害関係者から2億1,400万ドル以上に相当する約770万DOTを調達し、6番目のパラチェーンスロットを獲得。その後Polkadotは、Efinityが2022年3月11日、リース7の開始時に、オンボーディングの前に開催される次の5つのオークションの勝者と一緒に稼働すると宣言した。

次世代NFTマーケットプレイスの構築

Efinityは、ブロックチェーンゲーム会社EnjinによってクロスチェーンNFTインフラストラクチャーとして開発されたプロジェクトであり、NFTに関与するユーザーにエコシステムの相互運用性とインセンティブを提供する。Efinityは、PolkadotのパラチェーンスロットDeFi関連のこれまでの獲得について、次のように語っている。

相互接続されたブロックチェーン、そして実際には世界が、デジタル資産を共有するための更新されたネットワークを必要としています。

クロスチェーンネットワークは、それ自体を「次世代のNFTマーケットプレイス」と表現しており、Polkadotエコシステムを活用し、ユーザーがブロックチェーン間でNFT(非代替性トークン)を交換および転送できるようにする分散型メタバースを構築することを目的としている。

Polkadotは、長期計画の後、2021年11月11日にパラチェーンスロットオークションを開始。このパラチェーンはPolkadot構造の不可欠なコンポーネントであり、ネットワーク内に統合されたカスタムおよびプロジェクト固有のブロックチェーンを表す。オークションが開始されて以降、Polkadotは6つのオークションを実施しており、優勝者はAcala、Moonbeam、Astar、Parallel Finance、Clover Finance、そしてEfinityを獲得してきた。なお、Polkadotの7回目のパラチェーンオークションは2022年1月7日(金曜日)に予定されている。