MetaはVictoryXRと提携して10のメタバースキャンパスの立ち上げへ

MetaとVictoryXR が提携

バーチャルリアリティ(virtual reality)およびAR(拡張現実)教育ソリューション企業のVictoryXRは、Meta Platforms Inc.(旧社名:Facebook)と提携し、2022年までに全米に10のメタバース大学キャンパスを立ち上げることが分かった。

米・アイオワ州に本拠を置く同社は、Metaが最近立ち上げた「没入型学習」プラットフォームの下で、遠隔教育に適したVRキャンパスを展開している。同社はデジタルツインテクノロジーを採用し、既存キャンパスの非常に詳細なバージョンを構築する事によって、遠隔地の学生は没入型でインタラクティブなキャンパス環境を楽しめるという。学生は、Meta Quest 2を使用して、クラスに参加したり、ナビゲートしたり、交流やVRクラスの定期的なキャンパスアクティビティに参加できる。VictoryXRのスティーブ・グラブス(Steve Grubbs)CEO(最高経営責任者)は次のように語っている。

私たちのデジタルツインキャンパスは、モアハウスのメタバースを実現するために不可欠です。キングチャペルやレイチャールズパフォーミングアーツセンターなどの貴重な史跡を追加しており、学生、教職員、スタッフ、および管理者にとって変革をもたらす経験です。


メタバーシティの立ち上げ

VictoryXRは、VR学習を実現するための取り組みを一歩ずつすすめており、アトランタのMorehouse College(モアハウス大学)と協力し、初となる「メタバーシティ」を立ち上げた。

同大学は、最初の学期(前期)に初展開が成功した後、後期でさらに多くのVRクラスを導入する予定という。グラブスCEOは、これが教育におけるVRの始まりに過ぎないと確信しており、次のように述べている。

5年から7年以内に、世界中のすべての大学が、あるレベルまたは別レベルでメタバーシティを持つようになります。私たちはそれを開拓し、ベストプラクティスを考え出します。2022年に起こることは、多くの点で教育の未来を定義するでしょう。

MetaはNEXTMONEYでも複数回にわたって伝えてきたが、「Facebookが会社名をメタにリブランドしてNFTサポートを計画」で報じているように、社名をFacebookから変更し、メタバース市場への完全な移行を示している。

Facebookが会社名をメタにリブランドしてNFTサポートを計画

2021.11.01

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