米大手投資会社が仮想通貨取引所開設を目指す

米大手投資会社が仮想通貨取引所開設を目指す

アメリカの大手投資会社であるFidelity Investments(フィデリティ・インベストメンツ)が仮想通貨取引所の開設に向けて開発者の雇用を進めていることが明らかになりました。

Fidelity Investmentsはミューチュアルファンドだけで300以上の基金を持ち、2500万人以上の投資家との取引があります。運用資産額は260兆円を超えています。

同社は以前から仮想通貨事業に注目しており、仮想通貨の資産管理の構築と仮想通貨取引所の開設に向けて、雇用を進めているそうです。

また、2017年8月に米大手取引所であるCoinbaceと提携を結びました。アカウントを連携させるシステムを構築しており、既存の顧客が仮想通貨市場への参入によるユーザー拡大も期待されています。

更に同社は小規模でマイニング事業にも着手しており、仮想通貨事業への興味と注目度の高さが伺えます。

今回のFidelity Investmentsの仮想通貨事業参入について大手取引所であるBinanceのCEOであるジャオ・チャンポン氏も注目しているようで、今後の同社のプロジェクトが大いに期待されています。

運営の見解

NEXTMONEY

最近では金融の大企業が次々と仮想通貨事業への参入を発表しており、今後の更なる市場拡大と成熟化が予想されます。

また、既存の取引所がどう生き残っていくのか、または買収されてしまうのか、そこも含めて今後が楽しみです。

通貨の取り扱いに関しても取引所ごとに多少の違いはありますが、今後の大企業の仮想通貨取引事業への参入により、プロジェクト、システム、マーケティングにおいて「本物」の通貨のみが生き残っていき、その他は上場廃止になる可能性は十分考えられると感じました。