サムスンが独自ブロックチェーン・プラットフォーム「Nexfinance」を発表

サムスンが独自ブロックチェーン・プラットフォーム「Nexfinance」を発表

6月4日、韓国のエレクトロニクス大手サムスンは、金融関連事業向けの独自ブロックチェーン・プラットフォームである「Nexfinance」を発表しました。

Nexfinanceはブロックチェーンに加えて、人工知能(AI)や大規模データ分析、インテリジェントプロセスの自動化など高度なIT技術の側面も取り入れます。

これにより、デジタルアイデンティティや金融コンシェルジュ、人工知能を用いたバーチャルアシスタント、保険金の自動支払いなどのサービスが利用可能になります。

サムスンCEOのHong Won-Pyo氏は「生体認証やAI、ブロックチェーンといった新テクノロジーは、金融業界における根本的なイノベーションを促そうとしている」と述べており、さらに「我々は保険業界に向けたNexfinanceの設計を完了しており、引き続きデジタル金融業界の革新に向けて取り組んでいく」と述べています。

サムスンは業界全体を通じて、暗号通貨関連分野におけるプレゼンスの向上を目標としています。

また、2017年11月に、ソウル市から行政目的のブロックチェーン・プラットフォームを開発する契約も成立させています。

運営の見解

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サムスンのようなエレクトロニクス関連の企業は暗号通貨業界と近い分野であり、今後もエレクトロニクス関連の企業はこの業界に次々と参入してくることが予想されます。

その中でもサムスンはさまざまなサービスの向上を目的としており、ブロックチェーンを利用して人々の生活が豊かになるという暗号通貨業界の根本を示しているように感じました。