イーサリアム「ロンドン」ハードフォークが8月4日に実施予定と発表

イーサリアム「ロンドン」ハードフォーク日が発表される

世界で2番目に大きい仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)の待望の「ロンドン」ハードフォークが、8月4日(水曜日)にブロック12,965,000で行われることが発表された。

ただし、最終決定はコア開発会議で行われるとのこと。この発表を受け、イーサリアムは、CoinMarketCapによると、1ETH=264,000円(2,390ドル)台で推移しており、前日同時刻比2.88%、1週間で10.07%の上昇を遂げ、時価総額も30兆8,300億円を超えた。

CoinMarketCapより画像引用

ETHの最近の価格上昇は、開発者のTim Beikoが、待望のロングドンハードフォークのイーサリアムブロックチェーンへのアップグレードが今から1カ月以内であると発表したことに起因していると考えられる。

Beiko氏によってほとんどのクライアントがすでに承認していると明かしており、楽観的なタイムラインとみられている。そのうえで開発陣は、今後深刻な異議がないことを期待しているとのこと。ロンドンハードフォークは、イーサリアム2.0のリリースに至るまでに設計されたロードマップの一部として、イーサリアムの現在のプPoS(プルーフオブステーク)プロトコルをプルーフオブステークに置き換え、ロンドンのハードフォークがさまざまなテストネットに実装。RopstenおよびGoerliテストネットでのアクティブ化が成功した後、最終的なハードフォークのリリース日が決定されている。

EIP-1559導入による大変化

提案された変更に従い、ロンドンハードフォークは5つのイーサリアム改善提案(EIP)をもたらすが、なかでも注目すべきであるのが「EIP-1559」の実装だ。

EIP-1559は、イーサリアムのインフレを軽減するための新しい料金体系を導入している。イーサリアムのブロックチェーンをデフレにする新しいガス料金モデルをもたらし、ETHガス料金の急騰を抑えるため、「基本料金」体系を導入。イーサリアムマイナーは、EIP-1559の実装に反対した。その背景には、ガス料金の一部を燃やそうとしているため、マイナーの収入が大幅に減少する可能性があるためである。ただし、この決定は、イーサリアムブロックチェーンで主要トランザクションを実行するETH投資家、トレーダー、DeFiプレーヤーによって歓迎されている。

そして、もう1つの主要開発であるのが、イーサリアムの難易度爆弾を12月1日まで遅らせる「EIP-3554」の実装だ。このメカニズムにより、イーサリアムブロックチェーンでのマイニングの難易度が徐々に上がり、大幅に向上する。したがって、Ethereum 2.0 PoSにたどり着くと、Ethereum Proof-of-Workモデルが効果的にフリーズするという仕組みだ。

ロンドンのアップグレードの改善提案は上記のほかに、以下のものがイーサリアム財団の公式ブログにて公表されている。

EIP-3198 基本手数料のオペコードの追加
EIP-3529 ガスの払い戻しの一部削減
EIP-3541 0xEFから始まるコントラクトの拒否

なお、ロンドンハードフォークの実装によって、NFT時価総額が約10倍に大幅に増加することが市場内外から期待されている。

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