スイス大手銀行のUBS Groupが裕福層向け仮想通貨サービスの提供を模索

USB UBS Groupが裕福層向け仮想通貨サービスの提供を検討中

スイスの大手投資銀行のUBSが、裕福な顧客層向けに仮想通貨へのエクスポージャーを提供することを模索中であることが分かった。

スイスの投資銀行UBSGroupが、裕福な顧客に仮想通貨サービスを提供することを検討していると報じられた。UBSは、Morgan Stanley(モルガンスタンレー)、Goldman Sachs(ゴールドマンサックス)、シティグループ(Citigroup Inc.)など、クライアントに仮想投資を「すでに提供している」または「提供する予定」の主要投資銀行リストに加わった。

UBSグループAGは「リッチクライアントへの仮想通貨投資の提供」を模索しているとブルームバーグが5月10日(月曜日)に報告。同メディアによると、同社は製品の計画の初期段階にあるという。それでも、すでにいくつかの仮想通貨投資オプションが検討されており、ボラティリティのため、どのオファーもクライアントの総資産のごく一部になると、匿名の情報筋がメディアに語ったとのことだ。なお、検討されているオプションのいくつかには、サードパーティの投資手段を介した投資が含まれているという。UBS側は、声明で次のように述べている。

私たちはデジタル資産の分野の動向を注意深く監視しています。重要なのは、デジタル資産を支えるテクノロジー、つまり分散型元帳テクノロジーに最も関心があることです。


すでに大手銀行が続々と仮想通貨サービス提供を表明

2020年の総資産に基づくと、UBSグループは総資産が1兆1,300億ドル(約123兆円)を超えるスイス最大の銀行であり、クレディ・スイス(Credit Suisse)が9,920億ドル(約108兆円)と続いている。

モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)やゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)など、いくつかの大手投資銀行は、裕福層の顧客に対して仮想通貨関連の投資を提供するとすでに述べている。なお、シティグループとJPモルガンについても、いくつかの仮想通貨サービスの提供を検討していると報じられている。

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