Coinlist、CasperLabsトークンセールに10万人以上が参加

CasperLabsトークンセールで10万人以上が殺到

トークンによる資金調達を支援するサービスを展開するCoinList(コインリスト)で、10万人以上の投資家が現在参加していることが確認され、Casper(キャスパー)のトークンセール1が3月23日、約2時間に渡る先着・ランダム抽選が終了した。

Casper「Meet Casper」より画像引用

CoinListで現在実施されているトークンセールCasperは、単純な一人当たりの購入上限から計算される販売可能人数の約12,000人より10倍多い参加希望者が殺到した。Casperのトークンセールは3段階のフェーズが設定されており、現在は最初の段階である。

オプション1 3月23日開始 トークンあたり$ 0.01512カ月のロックアップ
オプション2 3月25日開始 トークンあたり0.02ドル6カ月のロックアップ
オプション3 3月26日開始 トークンあたり0.03ドル自由に取引

オプション1では、2021年3月23日のUTC0:00(※日本時間9時)に開始。投資家は0.015ドル(約1.6円)で8億のCSPRトークンを求めて競争し、同トークンは12カ月のロックアップ対象となっている。参加者は、それぞれ100ドルから1,000ドル(約1万円~10万円)相当のトークンの購入に制限されている。

すべての投資家が割り当てられた1,000ドルをすべて投資した場合、約12,000人の投資家のみが参加できる。トークンの15%がすでに販売されており、100,000人以上が購入を希望しているため、すべての人にサービスを提供する唯一の方法は、各投資家は102ドルのみ投資する事で全ての投資家がサービスの恩恵を受けられる計算になる。

CoinListでのCasperCSPRトークンセールへの参加を希望する投資家は、これまでに10万人以上の投資家が居ることが公式発表されており、以前、12,000人以上が参加し、価格が高騰しているDapperLabsのFLOWトークンのコミュニティセールとして開催された記録をトークンセールが開始される約2週間前に突破している。

投資家殺到後にCoinListが購入制限措置を実施

Casperのオファリングに100,000以上のサインアップを受け取った後、CoinListは購入制限を減らし、販売の各フェーズに割り当てられるトークンの数を増やしている。最初のフェーズの割り当ては、4億CSPR(またはジェネシス供給の4%)から8億トークン(または8%)に増加。購入限度額が5,000ドルから1,000ドルに引き下げられた。

3月25日に開始され、6カ月のロックアップでトークンが0,02ドルで販売されるオプション2では、割り当てられた供給が3億から4億に増加し、最大購入サイズが100万ドルから250,000ドルに減少。販売の最終段階であるオプション3は、40日間の権利確定期間後に自由に取引されるトークンが配布され、割り当ては3億ドルから4億ドルに増加し、購入制限は30,000ドルから5,000ドルに減少した。

誤解を招いたとして元従業員がCapserLabs を訴える

Casperのトークンに対する需要が急増しているにもかかわらず、販売前に誤解を招くマーケティング資料を配布したとして、元従業員で現在、代替ブロックチェーンに取り組んでいるイーサリアム開発者のブラッド・ザムフィール(Vlad Zamfir)氏はCasperLabsを非難。CapserLabsに対して現在、訴訟を起こしている。

ザムフィール氏のが訴えを起こしたことに対してCasperLabsは、激しく意義を唱えているとフォーブスは報じており、CasperLabsは次のように声明を発表している。

CasperLabsはその革新性に誇りを持っており、この訴訟を躊躇することはありません。米国では「CASPER」に正式に登録商標があり、Zamfir氏の訴訟に間もなく対応します。それまでの間、私たちは残ります。キャスパーのグローバルコミュニティの成長を引き続きサポートしながら、キャスパーの今後のメインネットの立ち上げと他の会社のマイルストーンに焦点を当てます。

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