韓国の仮想通貨取引所Korbitが5通貨の取り扱いを停止
韓国の仮想通貨取引所Korbitは今月の21日、同プラットフォーム上で仮想通貨5通貨の取り扱いを停止すると発表しました。
今回、取り扱い停止の対象となる通貨は以下の5通貨になります。
- Monero(モネロ):XMR
- DASH(ダッシュ):DASH
- Zcash(ジーキャッシュ):ZEC
- Augur(オーガ):REP
- STEEM(スチーム):STEEM
取り扱いの停止については順次行なっていくようで、韓国時間で、買い(Buy)は5月28日15時、売り(Sell)は6月21日15時に停止になります。
今回の取り扱い停止通貨の5通貨のうち3通貨には共通点があります。
その3通貨とは、Monero(モネロ)・DASH(ダッシュ)・Zcash(ジーキャッシュ)の3通貨であり、匿名性通貨という特徴を持っています。
我々は、より多くの暗号化された通貨の安全な取引を促進するよう努めているが、影響を受けたコインの取引の再開の日付はまだ決定していません。
お客様の利益を保護するよう、今回対象となる通貨を売却または撤回することを推奨します。
私たちは、仮想通貨を取引するための最も安全な場所を構築することに全力を尽くしています。
さらに、ブログの内容には、XRP、BCH、LTCは引き続き取引所で利用可能と続けて記載されています。
取引の再開は決まっていないようですが、「影響を受けたコインの取引の再開の日付はまだ決定していません。」と取引を再び再開するかもしれないと思わせる発言をしています。
今回の対象となった3つの匿名性通貨は、取引内容を悪意ある第3者にハッキングや、情報を知られないために存在しています。
しかし、その反面、マネーロンダリングやハッカーによる悪用されることが問題として挙げられます。
今年の5月18日には、CoincheckもMonero(モネロ)・DASH(ダッシュ)・Zcash(ジーキャッシュ)、Augur(オーガ)の取り扱いを6月18日に停止することが発表されています。
Korbit取引所は、今回取引停止をした5通貨に関して具体的な理由は発表していません。
理由は発表されていませんが、SEC(米証券取引委員会)が中心となって仮想通貨取引所に対しての規制が進んでいることが世界中に影響を与えていることが考えられます。
今回のKorbitだけでなく、世界各地の取引所は対応を熟孝せねばならない時期に差し掛かっています。