仮想通貨取引所バイナンス、取引高とBTC先物の建玉が史上最高を更新
仮想通貨取引所バイナンス(Binance)の仮想通貨取引量とビットコイン先物の建玉が急上昇していることが分かった。
The Blockのデータによると、仮想通貨の1日の取引量が過去最高に急増し、2017年後半から2018年始めにかけてビットコインが急激に増加した以来の取引量を上回っているという。このデータが示すように、ビットコインの取引量は2020年に突入し、数回に渡って急激に増加している。
Volume on Binance is smashing through all-time highs pic.twitter.com/3sGk5jTYLW
— Larry Cermak (@lawmaster) November 24, 2020
また、Glassnodeが公開したデータでは、バイナンスのビットコイン先物の建玉が、現在11億ドルを超えているという。これもバイナンスにおける仮想通貨取引量の記録更新と同様に、史上最高を記録しており、着実にその数を増加させている。
#Bitcoin futures open interest on #Binance hits an all-time high (~$1.17B)
Chart: https://t.co/qktAwF39NV pic.twitter.com/1ohynfUiyf
— glassnode (@glassnode) November 24, 2020
しかし、バイナンスは最近、規制を受けていないプラットフォーム上の米国ユーザーに対して、14日間でアカウントを閉鎖するよう通知メールを送信している。これは、バイナンス(Binance.com)が現在、米国ユーザーの定期的な検査を行った結果、米国ユーザーであるのにも関わらずプラットフォームに登録しアクセスしようとしていることを確認され、これに対してバイナンスが「14日間でアカウントを閉鎖する」ことをメールで通知し、これらの指示に従わないユーザーに対してはアカウント閉鎖の措置を行うとしている。
ここまでビットコインを含む仮想通貨が急激な上昇を見せる中、バイナンスプラットフォームでの米国ユーザーの取引が減少することが予想されるが、現時点では市場に大きな影響を与えておらず、執筆時点ではBTC価格は19,000ドル付近で価格を推移しており、史上最高値の更新に期待が寄せられる。