ビットコインマイナーEbangが、米SECに1億ドルのIPOを申請

ビットコインマイナーEbangが、米SECに1億ドルのIPOを申請

中国の仮想通貨マイニング機器メーカーのエバン・インターナショナルは24日、米国証券取引委員会(SEC)に1億ドルのIPOを申請した。エバンは2010年設立の中国浙江省に拠点を置く企業であり、ティッカーEBONの下で、ナスダックグローバルマーケットまたはニューヨーク証券取引所に上場する予定とのこと。

同社は以前、香港で10億ドルのIPOを行うことを目指しており、2018年6月にIPO申請を提出したものの、香港でのIPOは受け入れられなかったため米国でのIPOを目指していると考えられる。

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2019年のエバンの収益の82%は、特定用途向けの集積回路チップと仮想通貨マイナー向けのファブレス集積回路によるものだったとのことだが、仮想通貨価格の低下の中でのマイニングハードウェアの需要の減少により、およそ3060万ドルの赤字を計上している。エバンの2018年の売上高が3億1,900万ドルだったのと比較すると、2019年は66%減の1億9,900万ドルとのこと。

またEbangによるIPOファイリングによると、ビットコインマイニングマシンの市場の需要と単価は、ビットコインマイニングマシンの経済的利益と同等であり、主にBTC価格の影響を受けるようだ。そのため、ビットコインの価格の上昇は、一般的にビットコインマイニングマシンの市場の需要を増大させ、それにより、会社は製品の価格を高く設定できるが、ビットコイン価格が下がったために、単価が落ちたことが原因だと考えられる。

さらに、2018年と2019年の第1四半期におけるビットコインの価格の下落により、ビットコインマイニングマシンの販売量と平均販売価格は大幅に低下したとされている。ビットコインマイニングメーカーエバンは、同社が独自の8ナノメートル(nm)および7 nm ASCチップの設計を完了したことを申請時に言及しており、市場の状況が適切になり次第、8 nmユニットを量産する準備ができていることを明らかにしている。