三井住友・SBI、ブロックチェーン活用で共同構築
三井住友フィナンシャルグループとSBIホールディングスは、ブロックチェーンを活用した個人及び企業向けの金融サービスを共同で構築することが、日経新聞の報道で明らかになった。
報道によると、三井住友フィナンシャルグループがSBI参加の関連企業へと出資。個人や企業など関連企業の銀行間送金などにおいて、ブロックチェーン技術のサービスを普及させるという。またこれらは、多くの顧客有するメガバンクと金融分野に特化したネット証券が協力して取り組む。
また個人及び企業向けのターゲティングやメーケティング方法は異なり、企業向けには貿易金融を柱として発展。輸出入関連企業間の決済を銀行が代行する「オープンアカウント取引」において、取引条件のやり取りにブロックチェーン技術を応用する。
そして個人には、東京都や日本政府が促進するキャッシュレスで提携を行う。これはSBI傘下のブロックチェーン技術を活用したRippleの技術を活用のマネータップに三井住友銀行が出資。すでに33の金融機関が出資しているマネータップを最大限に活用し、いつでも送金可能なシステムの構築を目指す。