米規制当局、約160億円の詐欺スキームを見つけ出せず

米規制当局、約160億円の詐欺スキームを見つけ出せず

米証券先物取引委員会(CFTC)は、1億4700万ドル(約160億円)を超える仮想通貨のポンジスキームと代表のベンジャミン・レイノルズを捕まえることに難航している。

FinanceFeedsの報道によるとCFTCは、これまで6ヶ月間に渡ってControl-Finance Limited(コントロールファイナンス)と呼ばれるポンジスキームを調査。しかし、その実態を確認することができていないという。

このコントロールファイナンスは、1,000人以上の顧客に対して、少なくとも22,858BTCの詐欺行為を行なったとして昨年6月に提訴された。ポンジスキームは主に、人気のSNSやサイトでアカウントを使用し、顧客にビットコインを購入させ、それを別のウォレットに転送。専門の仮想通貨トレーダーへ転送したと見せかけ、資金を不正に入手していた。

2019年7月、ベンジャミン・レイノルズとコントロールファイナンスのメールアドレスに、苦情や召喚状を送信したが、「不明なアドレスエラー」としてメール送信に失敗。電話など様々な手段を講じても連絡が取れないという。さらには韓国の検察当局もコントロールファイナンスとレイノルズ氏と捜査中しているようであるが、実態が掴めていない状況だという。

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