韓国のブロックチェーン協会 仮想通貨に関する自主規制のルールを発表
韓国のブロックチェーン協会(KBA)のチョン・ハジン(Jeon Ha-jin)あるは、仮想通貨取引所向けの自主規制の枠組みを発表しました。
この規制に関する発表は取引所における透明性を高め、インサイダー取引や世界的に問題になっているマネーロンダリング(資金洗浄)の防止が目的だといいます。
規制に関する枠組みは以下の規則を提示しています。
- 顧客の資金を取引所の資金と分けて保管すること
- 異常な取引が発見された場合、迅速に対応すること
- ユーザーや投資家の保護システムを強化すること
- 最低でも純資産価値20億ウォン(約2億円)を維持すること
- 定期的な監査および財務報告を公表する
同委員会はBithumb、Upbit、OKCoinを含む14の国内取引所がルールに則り営業を行っているか来月の1日から調べる方針です。
KBAは今年の2月より仮想通貨の規制に関する枠組みの計画を進めていました。
さらにKBAのメンバーは自己検査報告書を5月8日までに協会に報告することになっています。
韓国は規制により仮想通貨の取引に関して多くのメリット・デメリットがありますが、ブロックチェーン協会のさらなる枠組みにより、国内の仮想通貨取引が発展していく準備は整ったように思われます。