ロシアがテレグラムを将来遮断すると発言
ロシア当局は仮想通貨市場で多くの情報を取り揃え、人気のチャットアプリであるテレグラムへのアクセスを禁止するようにISP各社に要求しました。
テレグラムは先週に、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)の第二ラウンドで8億5000万ドルを調達しています。第一ラウンドと合計すると17億ドルもの資金を調達しています。
今回のモスクワのタガンスキー地方裁判所の決定は、通信・情報技術・マスコミ監督庁(Roskomnadzor)が、これから国内ISP各社に対しテレグラムへのアクセスを近い将来に遮断させることを意味しています。
テレグラムの使用禁止は、テレグラム側がユーザー同士のやり取りの暗号化キーをロシア連邦保安庁に渡すことを拒んだことと関係しているようです。
しかし、テレグラム側は、それは技術的に不可能であると説明しています。
いまのところ仮想通貨と深い関係性にあるテレグラムがロシアで禁止になることによる日本への影響や、仮想通貨市場への影響はあまりなさそうです。