香港ドルベースのビットコイン取引高、過去最高を記録 =香港デモの過激化による影響
香港では現在、継続的な政治的不確実性が発生し、ビットコインの価値、購入者が増加し、香港にてBTCプレミアムが発生してる。そんな香港の経済状況はますます悪化の一途を辿っている。
ゴールドマン・サックスのサポートによると、香港における小売店の売上高(金額ベース)が前年比から23%減少し、過去最高に減少率を記録している。香港での民主化を支持するでも活動によって、都市経済にさらなる打撃を与えており、そのダメージは致命的なものだ。
香港経済は大ダメージ
これれらの小売売上高の減少の詳細は、衣料品、デパート、宝飾品、時計、の小売売上高が特にダメージを被っているようだ。特にジュエリー、時計などの小売売上高は8月、47.4%減少。デモ活動が過激化するにつれ、さらに悪化している。また、衣料品、靴などの8月の小売売上高は前年同期比で32%減少。香港のデパートの売上高も、前年同期比29.9%の減少を記録。8月は前年比-10.4%減少率という状況だ。
香港デモによるビットコインへの資金流入
そして香港で使用されるはずの「香港ドル」をどこに流出しているのか。ブロックチェーン分析サービスを提供すCoinDancemによると、香港ドルベースのビットコイン(BTC)取引高が、過去最高記録を更新。28日までの1週間において、LocalBitcoinsの取引高は173BTCである。
今月1日、中国建国70周年を迎えた中国だが、これまで香港警察が威嚇をした際には、撤退の意思を見せていたにも関わらず、この日だけは犯行の意思を示し、香港警察を追い返すほどの過激なデモ活動が繰り広げられている。また、警察官によって高校生が実弾を浴びるなど、まずまずデモ活動は過激化することが予想されいる。
今後、香港デモがさらに過激化するにつれ、国民は銀行資産からデジタル資産(ビットコイン)へと、資金を移動させることが予想される。