代替現実宝探しゲーム「サトシの宝」が今秋、世界中の大学で開催

代替現実宝探しゲーム「サトシの宝」が今秋、世界中の大学で開催

「Satoshi’s Treasure(サトシの宝)」と呼ばれる話題の代替現実ゲームがこの秋、世界中の約20の大学キャンパスで開催される。プレイヤー役を担う学生たちは、協力や工夫をしながら散りばめられたビットコインへの鍵を探し当て、賞金獲得を狙う。

このゲームは、熱帯の島に拠点を置く小さな神秘的な会社によって運営されており、プリミティブ ベンチャーズおよびその他多くの著名な投資家によって後援されている。ゲーム内にはパズルや謎に包まれた数百の暗号化キーが世界中に散りばめられており、400個のキーフラグメントをコンパイル(実行可能な機械語に翻訳)した最初のチームが賞を獲得することができる。

ゲームの共同作成者であるエリック・メルツァーによると、そのような手がかりに関連するアップデートや発表のメールリストには10万人以上が登録されており、そのうち40人がこれまでにリリースされている。

現在、BlockVenture CoalitionのパートナーであるTyler WellenerとPhilip Forteは、20の大学で北米を舞台にしたキャンパスツアーを開始し、学生がゲームに参加するのを支援するための教育交流会と参加者募集を行っている。

Coindeskの取材に対し、Wellenerは次のように自身の考えを述べた。

「学生の多くはブロックチェーンと暗号について学びたいと思っているが、彼らの大学はまだそれらのカリキュラムを提供できる水準まで追いつていない」と強調。「学習意欲のある学生グループの多くに対し、我々が持つ知識などリソースを提供したいと考えている」