CMEのビットコイン先物、取引ボリュームが17億ドルを突破|新記録を更新

CMEのビットコイン先物、取引ボリュームが17億ドルを突破|新記録を更新

2019年6月28日、商品と金融先物を扱うシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)はツイッターにて、ビットコイン先物の想定元本が同月26日に17億ドル(当時レートで約1831億円)に達し、過去最高となったことを発表した。

想定元本とは、デリバティブの取引規模を示す指標のこと。

CMEは先月18日のツイッターにて、5月17日のオープンポジション(未決済の建玉)が過去最高の5311件、総額2万6555BTC(当時レートで約2億5000万ドル/約271億円)になったと発表したばかりだ。

今回のツイートによると、オープンポジションは6069件となり、ダブルで過去最高記録更新となった。

ビットコインチャートを見ると…

6月17日と28日のビットコインチャートを見てみると、面白いことがわかる。

17日の過去最高記録は、上昇トレンドへの転換を暗示するWを上抜け、安値をどんどん切り上げていく中で起きた。
この時のビットコインは1BTC=約9260ドル。
そして28日のさらなる記録更新時のビットコインは1BTC=約10800ドル。
価格だけ見れば、ビットコインの高騰につられた結果に思える。

ところが、実際にチャートを見ると、ビットコインが今年の最高価格1BTC=約13700ドルを記録した27日の翌日、下降トレンドへの転換を暗示するMを下抜け、間近のサポートラインまで下落してしまったさなかで起きた「ブル派とベア派が壮絶な戦いを繰り広げた結果で発生した想定元本の過去最高記録」だと分かる。

投資世界でよく言われていることだが、サポートラインにしても、レジスタンスラインにしても、その境界線を突破できるか否かに莫大なエネルギー(資金)が注がれる。
この結果は、それを目に見える形で表す興味深いものになった。

ビットコイン先物はなぜ注目される?

今回のツイッター発表には高い関心が集まっているが、それはCMEが機関投資家の利用する金融機関である以外にも理由がある。

偽造ボリュームから読み解く、ビットコイン先物取引の重要性|JPモルガン

2019.06.17

この記事で、主要取引所におけるビットコインの出来高操作が判明した。

つまり、現状で信用できる取引はビットコイン先物であり、その取引量が増加すれば仮想通貨の信頼度も上がると言える。
今まで傍観していた投資家たちが安心して仮想通貨マーケットに参入すれば、仮想通貨も株やFXのようなメジャーなポジションを獲得できるだろう。

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