バイナンスが米国居住者ブロックを発表し、BNBが約10%下落
世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスは、米国ユーザー向けの取引プラットフォーム「Binance.US」の立ち上げを発表し、それに伴い米国居住者のBinance.comの利用をブロックすることも報告した。
この報告を受けBNB価格は一時30ドルを割るなど急激に下落した。
BNBは13日に急上昇し過去最高値を更新するなど、次回IEO発表に向け大きく期待されていた。
Binance.comのサービスが使用できなくなるのは、9月12日とされているが、価格の下落によるパニック売りが続出したものと思われる。
バイナンスのCEOであるCZは「Binance.US」の立ち上げに関して以下のように述べた。
There will be a few restrictions on https://t.co/9rMMAmtCxH accompanying this. But some short term pains may be necessary for long term gains. And we always work hard to turn every short term pain into a long term gain. https://t.co/gl1M1cwPYB
— CZ Binance (@cz_binance) June 14, 2019
短期的な痛みは、長期の利益のために必要があります。そして、私たちはいつもすべての短期的な痛みを長期にわたる利益に変えるために懸命に働きます。
CZもこの報告による短期的な下落は予想していたものと思われる。長期的な視点から、米国の法に準拠し展開していくことで、現存する米国仮想通貨取引所に対抗していく考えだろう。