XRP盗難のゲートハブ、仮想通貨リップル保有者向けのフィッシングメールに警告
仮想通貨ウォレットを提供するGatehub(ゲートハブ)は14日、仮想通貨XRP(リップル)を保有しているユーザーおよび、投資家に向けてフィッシング詐欺の警告を行なった。今回の警告した内容は、メールを使用したフィッシング詐欺に関する警告である。
警告した内容では、XRPを保有するユーザーが対象であり、2019年6月10日から11日の間の夜間にゲートハブからメールが送られてきたように見せかけたメールが送信されているが、このメールはゲートハブから送信されたもんではないという内容である。
またフィッシングメールは「@gatehub.com」および「@gatehub.net」など、ゲートハブに登録されていそうなアドレスから送信されているため、最善の注意を促している状況である。
ゲートハブの対応について
しかし、なぜここまでゲートハブはXRPに関する情報を多くのユーザーに提供しているのか。
その理由として先日ゲートハブは今月6日、約80ウォレット近いXRPレジャーウォレットがハッキングされたことを発表。その後、ハッキングがどのようにして行われ、今後のGatehubユーザーに対してどのように対応すべきかなどの詳細を発表した。
このハッキング事件がきっかけでゲートハブは、ハッキングを引き起こすかもしれない要因や、悪質な行為に対する注意喚起を行なっている状況である。
これらの対策方法としてゲートハブは、もしメールが届いた場合に以下のような対応を行うように呼びかけているという。
- 電子メールの指示を無視してください。
- 電子メールを「security@gatehub.net」に転送してください。
- あなたの電子メールの受信箱に迷惑メールとして*@gatehub.comをマークします。