NEAR PROTOCOL MEETUPが3月9日に開催!|今更聞けない「SHARDING」

NEAR PROTOCOL MEETUPが3月9日に開催!|今更聞けない「SHARDING」

2019年3月9日(土)、NEAR Protocolミートアップが開催され、ミートアップのコンテンツ内容をお知らせ致します。

参加費・会場の詳細

  • 一般・エンジニア:無料
  • 主催者:株式会社HashHub

株式会社HashHub(東京都文京区本郷3-38-1 本郷信徳ビル7F)

平日20:00以降は正面玄関が閉まってしまいます。建物左手にまわって、駐車場のドアから 701の呼び鈴を押してください。詳しくは下記をご覧ください。

入館方法 https://drive.google.com/file/d/1TVvFt1Jv7YjfAQXjUNp4Unzk3lPXfn5h/view

スケジュール:内容(発表者)

  • 18:00:開場
  • 19:00〜19:15:Near protocol全体像を知る(Illia Polosukhin)
  • 19:15〜19:30:スケーリング問題を解決するシャーディングについて知る(Illia Polosukhin)
  • 19:30〜19:40:NEAR Protocol上に安価で高速なアプリケーションを構築する方法について知る(Illia Polosukhin)
  • 19:40〜20:00:Q&A 質疑応答
  • 20:00〜21:00:懇親会
  • 21:00:閉場

シャーディングを使用した新興パブリックプロトコルNear Protocol

NEAR Protocolとは何か?

Near Protocolとは、シャーディングを実装するパブリックプロトコルです。 PoS、シャーディングといったキーワードはEthereumのSerenity(Ethereum2.0)を通じて知っている方も多いのではないでしょうか。Near ProtocolのチームもEthereum2.0と似ているプロジェクトであることを認めていますが、彼らは2019年中旬、なんとEthereum2.0よりも早いタイミングでメインネットをローンチすることを予定しています。

NEARチームについて

シャーディングの実装はパブリックチェーンをスケーラブルにするために重要なアプローチではあるものの、実装するハードルの高さが課題です。NEAR Protocolの開発チームには、データベース企業でシャーディングの実装経験があるものや、クロスシャードトランザクションと複雑な分散結合を担当していたエンジニアに加えて、4人の元Googleエンジニアが在籍しています。

さらに、CEOはイーサリアムのシャーディングに関しても意見を述べたりしています。最近ではVlad氏とチームを組んでシャーディングの研究もはじまり、今後日本んでの知名度も高まってくると予想しています(CEOのAlex氏がシャーディング領域でかなり重要な人物であることがVlad氏のブログから分かります。)

NEARの全体像・どこにイノベーションがあるのか?

そんなNEAR Protocolはいわゆるスマートコントラクトプラットフォームですので、開発者はこのブロックチェーン上にスケーラブルで低コストなアプリケーション構築が可能になります。

シャーディングの実装はネットワークをスケーラブルにするための重要な鍵を握っていると言っても過言ではありません。その技術にいち早く触れておいてください。

発表者

 

Illia Polosukhinは、スケーラブルでDeveloper Friendlyな分散型アプリケーションプラットフォーム、NEAR Protocolの共同創設者です。

NEAR Protocolには、世界で唯一分散型システムの実装を経験したEx-Google、Facebook、Microsoft、およびMemSQLのエンジニアチームがいます。以前は、Google Researchのエンジニアリングマネージャ兼研究員として、Deep Learningチームを率いていました。

このイベントのトークテーマ

このイベントでは、NEAR ProtocolのIllia Polosukhinが、現在のブロックチェーン業界にとって非常に重要といえる3つのテーマについて説明します。

1.NEAR Protocolの全体像を知る

「NEARとは何か?」からはじまり、「なぜイノベーションを起こす存在と言えるのか?」など、簡単な概要からプロジェクトの全体像まで把握して頂きます。参会者様にはNEARについて知っていただくと同時に、ゲームチェンジャーになる可能性をNEARに見出していただきます。

2.スケーリング問題を解決するシャーディングについて知る

このページをみている方であれば、Ethereumのスケーラビリティ問題については、既に周知していることでしょう。そのスケーラビリティ問題の解決策として提案されているのが「シャーディング」です。しかし、そのシャーディングをEthereumに実装するハードルの高さも既に周知しているのではないでしょうか?

パブリックチェーンが世界を変えるためには、スケーラビリティ問題は解決しなければいけない大きなハードルです。NEAR Protocolは、ゲームチェンジャーとしてこの問題を解決します。参会者様にはシャーディングについて深く知って頂きます。

3.NEAR Protocol上に安価で高速なアプリケーションを構築する方法について知る

開発者はNEAR Protocolのチェーン状に安価で高速な、そして分散されたアプリケーションの構築が可能です。NEARは「開発者フレンドリー」なプラットフォームとして自身のプロダクトを設計しています。参会者様には実際にどのようにアプリケーションを構築していくのかを知って頂きます。

NEARのチームは以前に(MemSQL在籍時)データベースシステムにShardingを実装した経験を持っています。それらの経験からShardに分解することでブロックチェーンシステムを拡張する構想を実現しようとしているプロジェクトです。また、開発者ポータル、オンラインIDE(統合開発環境)、そして多様な言語(スマートコントラクトを書くためのTypescipt)を構築することによって、開発者の経験とツール開発に充実させる予定です。

Illia Polosukhinは、イベントでこれらのテーマについてお話したいと思います。

日本で初めてのミートアップとなります。 スペースには限りがありますので是非ともご参加下さい。

またイベント当日のユーザー層によって内容を変更する可能性がございます。参加予定の方で希望のコンテンツがございましたらお問い合わせください。