イーサリアム(ETH)のアップデートは来年の1月に再度予定|PoSの移行はいつになるのか?

仮想通貨イーサリアム(ETH)のブロックチェーン企業である「Infura」は10月14日、Constantinople(コンスタンティノーブル)と呼ばれるハードフォークのテストに関して、コンセンサスに問題が生じているとして「Ropstep」が使用できないことを公式ツイッターにて発表していた。

このアップデートに関して、イーサリアムのハードフォークに関する開発者らが、コンスタンティノープルのローンチを1月16日に予定していると発言した。しかし、コア開発者メンバーは1月16日と決められた日付について、正式で拘束力のない口頭での合意のため決定的なものではないようだ。

これについてコア開発者のPéterSzilágyiは次のように述べている。

「1月中旬の開発について、日にちを決定したわけではない。我々はいつでも延期することができる」

今回の発言でも延期が可能であると発言しているが、大掛かりなハードフォークのため、開発者らは8月31日にも、定期的に行われているYouTubeのミーティングにてイーサリアムのアルゴリズムであるマイニング難易度が調整されブロック生成時間が次第に遅くなる「ディフィカルティボム(Difficulty Bomb)」の対応を遅らせると発表していた。

イーサリアムの開発者 「ディフィカルティボム」についての対応を遅らせる方針

2018.09.03

イーサリアムのアップデート目的とは?

イーサリアムの大掛かりなアップデートの目的はアルゴリズムをPoW(プルーフオブワークス)からPoS(プルーフオブステーク)に変更することである。

これを実現するにあたりディフィカルティボムと呼ばれる、ハードフォークする際に全てのマイナーが新たなチェーンに変更することが目的で実装されたもので、新たなブロック生成をより複雑にするものであるがプロトコルの欠陥ではない。

今回の発表により、今年末のアップデートの完了はないことが判明しており、1月以降のアップデートが予想されている。

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