韓国のKBank、オンチェーン送金でRippleを活用した国際送金を試験運用

韓国のKBankがRippleを活用した国際送金の試験運用を開始

韓国のKBankは、Ripple(リップル)と提携し、ブロックチェーンベースの国際送金を試験運用していることが明らかになった。

日本語訳:
Kバンク×リップル―実際に何が起こっているのか
K銀行(資産約250億ドル)は現在、リップル実際のブロックチェーン送金をテストするため。
これは理論ではない。
これは実地テストです。
彼らがやっていること…

オンチェーン送金を用いて、送金速度、コスト、透明性を測定。主要株主であるDunamu(ドゥナム)を通じてUpbitと提携しているインターネット専業銀行のKBankは、PoC(概念実証)の第1段階を既に完了。ただし、同行はまだ本格的な送金サービスを開始しておらず、システムとの連携を検証している段階である。

現在KBankは、現在進行中の第2段階に突入しており、UAEやタイなどの国への送金を含む、仮想環境におけるオンチェーン送金の安定性をテスト中だ。第2段階でKBankは、RippleのSaaS(Software as a Service:サービスとしてのソフトウェア、※インターネット経由で機能を利用するクラウド型ソフトウェア)ウォレットアプリケーションPalisadeを使用。

Palisade(パリセイド)とは、安全性の高いMPC技術を用いた機関投資家向けデジタル資産カストディおよびWaaS(Wallet as a Service:ウォレット・アズ・ア・サービス)技術で、既に国際的なセキュリティ基準を満たしている。報道によると、この提携はKBankの既存の国際送金システムやその他のデジタル資産関連事業を支援する方向に拡大する可能性がある。

第一段階の試験運用はウォレットベースの送金

KBankは第一段階として、アプリインターフェースを介したウォレットベースの送金モデルの試験運用を実施しており、一般ユーザーが通常のモバイルバンキング画面を使って海外送金を行う様子をシミュレーションしたものとなっている。

その後、同行は試験を内部口座システムに接続された仮想環境に移行。現在、エンジニアは対応ルートにおける口座間送金と決済のパフォーマンスを検証している。また、KBankはデジタル資産サービス向けのクラウドベースウォレットシステムであるリップルのPalisadeプラットフォームも検討。同行は、カストディ、コンプライアンスチェック、セキュリティ管理、鍵管理といった観点からプラットフォームを評価している。

この検討では、外部ウォレットインフラストラクチャーと完全自社開発のウォレットモデルとの比較も実施。この比較により、KBankは管理体制、運用コスト、コンプライアンス要件を分析できる。

なお、報道によると、KBankは一部の送金フローにおいて、バックグラウンドでステーブルコインを使用する可能性がある。

デジタル資産ロードマップの拡大

今回の送金試験運用は、約250億ドル(約4兆円)の資産を保有するKBankの、広範なデジタル資産計画の一環である。

同行はステーブルコインウォレットの商標登録を出願し、Web3を中心とした銀行サービスの概要を策定。KBankの戦略は、既存の銀行システムを置き換えるのではなく、ハイブリッドモデルを中心としており、このアプローチでは、顧客は引き続きモバイルバンキングツールを利用し、ブロックチェーンとステーブルコインが決済レイヤーを支える。

Rippleとの提携は、韓国の金融機関とグローバルなブロックチェーン企業との間で、デジタル資産に関する包括的な規制枠組みであるデジタル資産基本法の施行を前に、相次いでいる提携の一環だ。Rippleは、当NEXTMONEYの2026年4月16日付特集記事「リップルが教保生命と提携、韓国初のブロックチェーン上でのトークン化国債券決済を試験運用」で報じたように、教保生命保険と提携。リップル・カストディを通じてトークン化された国債取引を実施している。

リップルが教保生命と提携、韓国初のブロックチェーン上でのトークン化国債券決済を試験運用

2026.04.16

 

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