ゲームストップが保有するビットコイン全額をCoinbase Primeに移管
大規模な送金を監視するブロックチェーントラッカーによると、ゲームストップ(GameStop)は2026年1月、保有ビットコイン(Bitcoin/BTC)の全額をCoinbase Primeに移管した。
ゲームストップは保有するビットコインをすべてCoinbaseに移した。これは売却の可能性を示唆。Arkham(アーカム)のアナリスト、エメット・ガリック(Emmett Gallic)氏がゲームストップのアドレスから2,396BTCがコインベースに送金されたことを指摘した。同社に関連付けられたウォレットは、Coinbaseの機関投資家部門へ多額の入金をしており、同氏は、この動きがビットコイントレジャリー企業としての野望を断念し、売却の兆候が高いと指摘したが、確定的な売り注文はまだない模様だ。
同社は、昨年(2025年)に購入した4,710BTCを保有しており、その全額がCoinbase Primeに移管された。同社は2025年5月に、1BTCあたり平均約10万7,900ドルで初めてコインを購入しており、当時の購入価格は約5億400万ドル(※現在レートで約776.5億円)だった。
売却による巨額損失の可能性
報道によると、ビットコインが9万ドル付近で取引されている今、売却すれば、当初の購入価格に対してかなりの損失が確定することになり、7,600万ドル(約117億円)の損失を計上する可能性がある。
一部の市場ウォッチャーは、同社が税務上の損失を回収したり、帳簿上の変動の大きい資産を削減したりしているのではないかと指摘。その一方で、仮想通貨価格の変動に対する財務エクスポージャーを削減するための現実的な調整だという声も聞こえている。
この動きを擁護する人々は、同社のビットコイン保有は、決して中核的な個人投資家向け投資ではなく、分散投資を目的とした財務上の実験だと指摘している。
専門家はゲームストップが誇大広告に乗じてビットコインを取得と非難
仮想通貨専門家のジェイコブ・キング(Jacob King)氏は、ゲームストップが誇大広告に乗じてビットコインを取得したと非難している。
キング氏は、同社CEOがこの動きが株価を押し上げると考えていたと指摘し「しかし、業績が振るわなかったため、彼はひそかに身を引いている」と述べている。
同社の株価は、2025年5月に同社がビットコイン買収を発表して以降、最高値の35ドルから大幅に下落しており、4,710BTCを取得した5月28日には、株価は最大10%下落している。
さらに今回、同社が保有ビットコインを売却する可能性が高いとの報道を受けて下落している。






















