ドナルド・トランプ大統領、バイナンス創業者CZ(チャンポン・チャオ)氏に恩赦

トランプ大統領がCZ氏に恩赦

バイナンス(Binance)創業者であるCZことジャオ・チャンポン(趙 長鵬:Zhao Changpeng)氏が、米国ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領から恩赦を受けたと複数のメディアが報じている。

報道によると、トランプ大統領は、CZ氏に恩赦を与えたという。報道に対してホワイトハウス報道官のキャロライン・リービット(Karoline Leavitt)氏は声明で次のように述べている。

トランプ大統領は、仮想通貨戦争でバイデン政権に訴追されたジャオ氏に恩赦を与えることで、憲法上の権限を行使した。

この恩赦により、CZ氏の銀行秘密法に基づく連邦法上の有罪判決が抹消され、CZ氏が有罪判決を受けた重罪犯に通常適用される制限を受けることなく、再び米国に入国できる。さらに、事業ライセンスを申請し、自動的なコンプライアンス禁止措置を発動することなく、米国の規制対象事業体と取引できることを意味する。また、投票権や米国登録企業の役員職に就く資格などの公民権も回復される。バイナンス経営から一時的に排除されているものの、CZ氏の事業の将来は大きく開かれる形となった。

CZ氏は前向きなコメント

予想通り、バイナンスのネイティブトークンBNBは即座に価格上昇し、報道公開前に1,075ドル(約164,280円)で取引され、その後すぐに7.5%上昇し、1,150ドル(約175,744円)を超え、現在は1,130ドル前後で落ち着いている。

CZ氏はBinanceのCEO職を辞任しただけでなく、5,000万ドルの罰金と4カ月間の米国刑務所での服役にも同意し。2024年9月に釈放されたものの、公式には、取引所の経営幹部職に復帰することは依然として禁じられている。バイナンスは引き続き別途の規制協定を結んでおり、彼の直接的な関与は引き続き制限される可能性がある。

CZ氏個人にとって恩赦は、国際金融における同氏の地位を回復させるものであり、仮想通貨業界のリーダーとしての彼の立場を強化するものでもあり、同氏は前向きなコメントをXへ投稿している。

日本語訳:
本日の恩赦と、アメリカの公正、革新、そして正義へのコミットメントを貫いてくれたトランプ大統領に深く感謝いたし ます。アメリカを仮想通貨の首都にし、Web3を世界中で発展させるために、私たちは全力を尽くします。(まだ準備中です。今後、さらに投稿します。)さあ、前進。

なお、トランプ大統領は2025年10月22日(水曜日)に恩赦に署名したが、大統領恩赦が通常発表されるホワイトハウスのウェブサイトや連邦官報には公式な詳細は掲載されていない。

 

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