オンチェーン資産管理会社Maple Finance、50万ドルのインセンティブプログラムを開始｜TVL10億ドル達成記念
- 5月に「SyrupUSDC」の口座に入金を行ったユーザーは、総額50万ドルの賞金を獲得するチャンスが与えられる
- 本プログラムは、DeFiからの利回りとゲーミフィケーションを組み合わせることで、長期保有を促進するために企画された
Maple Financeは、オンチェーン資産管理業界のリーディングカンパニーである。同社は本日、50万ドルのUSDC報酬プールも用意し、期間限定のインセンティブプログラムを開始したことを発表した。本キャンペーンは、「Maple」がTVL（Total Value Locked：預かり資産）10億ドルを突破したことを記念し、同社の主力利付商品である「SyrupUSDC」の普及を加速させることを目的としている。
本プログラムは、5月1日から5月31日まで実施される。対象となるユーザーは、1,000ドル以上のSyrupUSDCを発行（ミント）し、6ヶ月間以上保有することが求められる。口座への入金額が増えるほど、当選確率は高まる。賞金は合計14名に付与され、一等賞金は30万ドル相当のUSDC。受賞者は2025年11月の第1週に選出される予定。
今回のキャンペーンは、革新的なマーケティング手法とプロダクトエンゲージメントを融合させることで、オンチェーンファイナンスの領域を拡大中のMapleの実力をアピールするねらいがある。新規ユーザーには参入を決断しやすいエントリーポイントを提供すると同時に、既存ユーザーにはさらなる活用を促すことでTVLを増加させ、SyrupUSDCの資金定着率を高める。
「MapleのAUM（運用資産残高）が10億ドルを超えたことは、我われにとって大きな節目となった。初のオンチェーン資産管理会社として台頭したシンボルにふさわしい。今回の50万ドル相当のUSDCを使ったインセンティブプログラムは、DeFiが提供すべきもの、すなわち実質利回り、透明性の高いシステム、ユーザー本位のエクスペリエンスを体現するものである」と、Maple FinanceのCEO シド・パウエル（Sid Powell）氏は語る。「SyrupUSDCは、オンチェーン金融サービスの最前線におけるインフラストラクチャとなるべく設計された。つまり、相互運用性、高資本効率、ふだん使いを想定している。本キャンペーンは、ユーザーが自ら生み出す価値に、より積極的にコミットできる、より魅力的で、よりアクセスしやすい未来を目指す、Mapleのビジョンを反映したものである」
参加者は、今後公開されるダッシュボードにおいてSyrupUSDCキャンペーンリーダーボードで参加資格を確認したり、チケットのランキングを閲覧できるようになる。なお、最新情報については、Mapleのソーシャルメディア、メール、パートナー企業のニュースレターを通じて共有される予定だ。
本インセンティブプログラムは、DeFi起源の資産管理分野におけるMapleのリーダーシップを改めて示すものである。「透明性」「検証可能性」「革新性」に富んだ方法で巧妙に利回りを創出し、コミュニティを構築していく。プログラムの成果次第では、季節プログラムに発展したり、Mapleの全プロダクトに報酬レイヤーを追加する可能性もある。
利用規約はキャンペーン開始前に公開される。地域ごとの法令に基づく制限事項があるので注意されたい。
Mapleについて
Mapleは2021年にローンチされたオンチェーン資産管理会社である。数十年にわたる伝統的な金融と最新の仮想通貨の実務経験を兼ね備えている。資本市場の専門知識とDeFiのイノベーションを組み合わせることで、担保付きレンディング、ビットコイン利回り、仕組債などのサービスを提案している。
また、Mapleは、分散型金融と機関投資家向け仮想通貨市場をリードする存在として、イノベーションとアクセシビリティに焦点を当てた、グローバルな資産管理エコシステムを構築してきた。このエコシステムの中核を担うのが「$SYRUP Token」であり、ステーキング、ガバナンス、プロトコル成長を駆使してMapleコミュニティを運営している。
Mapleは、今日もオンチェーン資産管理会社のフロンティアを切り拓いている。詳しくはこちら：maple.finance
連絡先
Kim Seelochan（キム・シーローチャン）
kimberley@scrib3.co
